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春というにはまだ早いが、ジョギングしている人たちの格好は軽装。セントラルパークで。 |
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お父さんのジョギングにつきあって赤ちゃんも高速ベビーカーで散歩。 |
雪こそないものの、早春の Central Park ではまだ春らしさを見つけることはできなかった。それでも散歩している人の数は真冬のときよりも断然多く、特にジョギングやローラーブレードなど体を動かしている人の数の多さは目に付いた。
僕も Central Park が見下ろせるコンドに住んでいたら、ジョギング出来る格好で建物から出て、そのまま公園内を走れるんだけどなぁ。うちからだと地下鉄に乗ればたった4駅だが、電車のなかでその格好をしているのは恥ずかしいし、荷物を持っていって着替えて走るのもなんだしなぁ。車で行けばそんな問題もないんだが、近くで駐車できるスペースを見つけるのは結構至難の業なのだ。そこで去年は近くにある Astoria Park で走ったのだが、ここだと車で5分たらずで行け、かつ無料の駐車場もあるので便利なのだ。近所の公園というには結構大きくて夏にはプールもオープンする ( 泳いだこと無いけど )。またこの公園のすぐ上は Triboro Bridge ( Queens、Manhattan、The Bronx を結ぶ大きな橋 ) がかかり、さらに East River のすぐ向こうには Manhattan の景色が広がるなど眺めもなかなか。
話を Central Park に戻すと、今回「さすが Manhattan 」と思わせるような風景に遭遇した。下の写真がそれなのだが、実はこれ、ジョギング用のベビーカーなのだ。
「平日はあたしが子供の面倒をみているんだから、週末くらい見てよね」と言われて旦那がジョギングに子供を連れてくるのか、それともシングルファザーなのか分からないけれど、ジョギング専用高速回転対応のベビーカーを押して走っている人が多いのだ。もちろんお母さんと赤ちゃんの組み合わせもよく見かけた。いずれにせよ、「まだ歩けない子供がいるからと言ってエクササイズを犠牲にしない」という意志がひしひしと伝わってくるような写真だ。
ジョギングならまだいいが、中にはローラーブレードを履いてかなりのスピードでベビーカーを飛ばしているお父さんがいたが、赤ちゃんにしてみれば目の前の景色がめまぐるしく変わってびっくりだろう。
前にも書いたが、Manhattan ではあちこちジムが乱立し、会社帰りに大きなバッグを持ってジムに行く人を見かける。自分も1日運動をしなかっただけで、罪悪感を感じてしまうなどときどき「病的かな」とも思うが、こんな製品が需要の上に成り立って存在するのを見ると、他の人はもっと上をいっているなぁと感心してしまう ( 僕は週末はほとんど運動をしない )。
ところで3月も下旬だというのにまた New York では雪が降っている。今年は本当に降雪回数が多いのだが、去年の New York Watch を見てみると、例年より早く春が来た2000年でも4月に一度雪が降っている。
雪のせい ( というか正確には溶雪剤のせいだが ) で車はよごれまくりで洗車に持っていきたいところだが、こうしょっちゅう雪が降っていてはきりがないのでしばらく様子見することにしよう。ほんとはすぐに洗い落とさないと錆の原因になるらしいのだが。
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