か・い・せ・つ(初稿 99/2)
これは、ざっと五年ぶりに最後まで書けた小説です。いちおー近親モノ(?)かな。
はっきり言って言い訳になりますが、学生時代はともかく、社会人になってからは、特に入社当初は寮が二人部屋だった事もあって、まったく集中してえっち小説なぞ書ける環境にありませんでした。一人部屋には比較的早く移れたのですが、一度ついた怠けぐせはなかなか抜けず、またその頃、会社でWWW関係の仕事をしていたので、会社でやったらお給料が貰える作業を何でウチでロハでやらなきゃならんのだとゆー思いが強く、WWW公開への作業も手を付ける気力が起きませんでした。
で、そのままずるずると日々を重ねてきた訳ですが……ちょいと昨年、仕事の内容が変わって、ちょっとだけ仕事場で余裕が持てるようになりました(サボりやすくなったともゆー)。特に、仕事場でも家でも同じPC(B5ノート)を使う事になってドキュメントの同期が取りやすくなり(仕事中に人目を忍んで書ける、と)、ちょいと気が向いて昔に書いた奴に手ぇ入れてみたら、我ながらこれがけっこう読める(自画自賛)。
そこでついに復活を期して、使い捨てキャラ20k短編いちえっち計画を立案・実行に移した訳なのです。
私の悪い癖として、ネタを思いついて書き始めるのはいいのだけれど、ちょっとでも詰まるとそこで中断し、挙句の果ては続編のネタを考え始めてしまうとゆーのがあります。実際、一話目も書いてないのに、全何話のラフなあらすじとキャラが決まっているシリーズをいくつ持っている事か(苦笑)。これはいかん、と、とにかく基本ネタは一つにして、キャラに思い入れを作らず、一シチュエーションでさくさくえっちに入ってフィニッシュ、とゆー、いわばリハビリ計画として当計画を立案した訳です。
その割には、脱稿時には予定量の倍を超え、なおかつ書いてる最中に続編のネタまで考えてしまったとゆーのは秘密だ(笑)。ともかく、最後まで書けただけでもよしとしようか。
それでは、久しぶりの作品なんであんまし濃くないですが、暖かい目でお楽しみ下さい。
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