三角・天草

初夏の熊本、三角(みすみ)〜天草

[三角編] [天草編]


天草

阪急西宮北口駅から北へ5分ほど歩いたところに、小さなイタリアン・レストランがあります。そこのオーナーシェフが、実は天草出身だというのですね。…なるほど、天草の南国的で開放的な雰囲気は、南イタリアの太陽の明るさと通ずるものがあるのかもしれません。

天草といえば、ご存知のように切支丹文化で知られた土地。海を隔てた島原と船で行き来した交流があったわけです。(…というより、天草五橋が出来る以前は天草の内部でも交流は船によるものだったわけか)。確かに天草から見る島原は、たいへんに近い。普賢岳の平成の噴火で出来た新山も、その白く荒々しい肌を天草からも眺めることができます。

また、天草五橋を渡る道は「パールライン」とも呼ばれていて、その名のとおり、この地方では真珠の養殖が盛んだそう。南紀の志摩に行ったときに知った話ですが、真珠養殖には波の穏やかな内海が必要なのだそう、天草の明るくやさしい海は志摩のそれの雰囲気と確かに似ていますね。ただし…海の色が少し違うような。一般に太平洋側は海の色が蒼く、日本海側は緑…濃いエメラルド・グリーンではないですか? 気のせいではないと思うのだけれど。

 

天草四郎記念館。内部ではタイムトンネルをくぐって四郎の時代にワープする仕掛けになっています。遊園地のアトラクション顔負けの施設。 四郎記念館、一番上にある「瞑想室」にて。光と音の演出で四郎の時代に思いを馳せようという趣向。
天草ビジターセンター前に広がる天草な風景。 ラブリーモード!?、ツーショット。
四郎ヶ浜=人工ビーチです。 快適な砂浜がつづきます
「リップルランド」の近くにて 島原半島に沈む夕日。


熊本市内

美しい夕日を見つつ、熊本に戻ります。この夜は3人で焼肉屋さんへ。またまた僕の希望で、馬刺しを食べる(^^;。今回の熊本行き、「熊本ラーメン」「辛子蓮根」「馬刺し」「だご汁」それに三角での「新鮮な魚」、ぜーんぶ食べちゃってさ、グルメな旅でもありました。

あとは一人でいくつかの建物を見て回って。熊本県立美術館の本館と分館、それから、もともと熊本城内に建てられ、現在は水前寺公園そばに移築されている「洋学校教師館」。ここでは館長さんが直々に詳しい説明をしてくれました。

 

熊本市内、焼肉店で食事の図。
手前にあるのが馬刺しだ!
「洋学校教師館」(移築)。オリジナルは明治4年築というからかなり古い。
熊本県立美術館本館のアプローチ。その昔
に学校の課題で図面をコピーした建物です
ホテルの部屋より、白川を見下ろす。ホテルはツインルームの一人使いで広々、快適でした。


というようなわけで、今回の久しぶりの旅行は、二人のおかげで、とても楽しいものになりました、MERCI BEAUCOUP!。また機会を見つけて遊びましょー。そして、皆さんにもお勧めです、南国らしい明るさにあふれた土地、三角・天草。

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最終更新日04/09/10

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