日本建築 三仏寺投入堂 三朝温泉の近所。車で行くのがよい。駐車場は無料で十分ある。朝一番に行って温泉客が来る前に行くのがよい。パンプスで登ろうとするおばはんや、スカートで登ろうとするおばはんのパンツを見なくてすむ。建築には見せ場までの導線が重要だということを理解させてくれる作品。そこに行くまでは山登りをしなければならない。絶景があったり、くぼみの奥へ入り込んで行ったりしたあと、その建築物はお目見えする。苦労するだけに感動もます。ワンゲル部の友人は崖を上り建築内部に侵入できたそうだ。そんな気が普通の人にはまず起きない崖の途中に建築物はある。 Nov1995 銀閣寺 京都の社寺らしく入り口では京都ホテルに反対していた。やはり京都は建築ではなく庭がいいのだなと感じさせる作品。建築は外観は見ることができるが、中はほとんど見れない。当然入ることもできない。庭のほうはぐるぐる回ることができてそれで観光客の要求を満たしている。庭にうずもれて建つ建築の数が京都をマンションが立とうとも観光都市として耐えさせている理由であろう。それに比べ奈良は建築がそびえたっている。 Sep1998 Kyoto 白川郷 ほとんどテーマパーク化している。テーマパークは地域計画の最終形だということを再確認させてくれた。どんだけの観光客が押し寄せようとも大丈夫なように道からなにまで整備されている。世界遺産の威力はそんなところにあるのだろう。それでも写真を撮りたくなるような構図が残っている。これだけ人が押し寄せて写真をぱちぱち取られ本当の住人はどこへ行っているのだろう。東京の佃島もテーマパーク化すれば良いのに。近くには同じような集落がいくつかあるのだが、人足はまばらであるがしっかり観光地化されていた。建築自体はパワーがあっていいよ。太い柱はかっこよく聳え立つように立てないとだめだということだ。 Aug 1996 Gifu 日光東照宮 見ざる聞かざる言わざる、鳴き龍、陽明門が見れる。鳴き龍は手をたたかしてくれなかった。陽明門の迫力はいいなー。写真のイメージではもう少し大きいものだと思っていた。というよりもう少し大ききないと迫力が、、、これを見に行く道の途中でサティアンを見てきたのだが、宗教的なものが建築の最大スポンサーだったころと、現代の実利主義の違いをまざまざと見せ付けられた。装飾は隙間なくびっしりとつけられている。ラスベガス行って比較しないとだめですね。 Aug1998 Tochigi 第7サティアン いったのが遅く、上九一色村には取り壊し前のサリン製造工場第7サティアンしか残ってなかった。場所は解らなかったので行けばオウム反対等のたれ幕が張っているだろうからその近所だろうと思ったら、上九一色村は富士のふもとの別荘地でそんな人が常にいる場所ではなく、おまけに時も過ぎていたのでそんなものは一つもなかった。場所探しには手間取った。聞くと住人の気を悪くするかもしれないし、聞いたのだがはっきりしないものが多く、結局走り回って探した。場所は遊園地へ向かう東西の道の一本南っ側の道沿い。装甲車が前に停まっているのですぐ解った。警察の人に写真を取ってもいいかとき気に入ってどこから着た、何してるとかいろいろ聴かれたあと別にいいが、中に入ってはだめといわれた。建物自体が際押さえられていた。コスモクリーナー発見。晴れ晴れとした空、遠くに見える富士、村井秀夫は何を考えコスモクリーナーを作ったのか。 Aug1998 写真は現在手元にありません。入手次第掲載します。 |