教官と学生たち。 (4/25)
さてさて、フレッシュマンとしてのスタートを切ってから、やっと二週間がたちました。
今日の授業のこと。
午後はぶっ通しでIMA実技です。
IMA実技とは教官が一定期間ずつ交替で、
ほぼ毎日午後を使って学生を打ちのめして行く授業のこと。
ここで重要なことは、
何言われるか分かったものじゃないから、
割り切りと覚悟をして授業に臨むこと。
トップバッターは木幡和枝さん(55)。
この人が教える「概念構築」とは理屈のこね方序論といった感じの内容だ。
この人は、直感型本物志向な人間だと思う。
この人に限らず、ここの教官全員に通じることかもしれない。
私のまわりのフレッシュマンたちは、
まだお互いに本性を見せ合ってない様子だ。
他の大学にありそうな、浮かれポンチな空気はほとんどなく、
芸大特有なのか先端特有なのか、異様な空気になじめず多少困惑。
接触のきっかけを作って本性を探るべく、
入試で提出したポートフォリオをお互いに見せ合ってみたりして。
やっぱり、考えてるな〜という印象。何かのアクションを起こしている人がほとんどだ。
かなり昔からプロジェクトを組んでいる人もいた。
そして、内容に芯というか筋金が通っていて
何か伝わって来る感じのするものばかりだ。
あまり、自分を振り返りたくない。