「取手リ・サイクリングプロジェクト'99」
99年12月7日〜12日の6日間、無事終了しました。
今年度最大の課題となったアートプロジェクト。
もはやIMA演習課題という範囲を超えて、様々なものを取り込んだものとなりました。
取手の街に展開される16作品が公募により選ばれました。
先端では学生は作品参加の他、プロジェクト自体の運営に関わったりもしました。
話すと長くなるのですが、一言でいうとアートの実践。演習。
面白かったのはやはり公募で選ばれた作家のみなさんと親しくなれたこと。
芸大以外の作家と期間中一緒にいるというのは良い経験でした。
(左:公募案展の様子 右:作家のみなさんとのシンポジウムの様子)あと、なんといっても初めての科が初めてのプロジェクト立ち上げる瞬間というのは、
なかなか歴史的価値があるのではないでしょうか・・・と私の勝手な感慨ですが。
実際は先端と取手市、そしてアートプロジェクト実行委員会が協力して実現した企画です。
これで先端は “取手デビュー!” といった趣です。
学生作品の中には実現するために様々な住民への交渉を必要とするものも少なくありませんでしたが、
こういう作業は作家なら当たり前のごとくやっているわけです。
一年生にしてこのような状況を用意してもらえるのは幸せなのでは。
でも、やっぱり運営っていうのは大変でした。
会期中の記録や参加した作家さんの情報などはこちらです。