ところが世の中にはそんなに甘い話はありません。:(
会社の同僚の一人がその手作りワインに挑戦しました。ワインが出来上がった頃、「ぜひサミーも飲んでみてよ」と言うので、一緒に駐車場に行きました。(会社の中はアルコール持ち込み禁止なので、たとえ飲まなくてもワインの持ち込みは出来ません) 駐車場に停めてある彼のトラックまで行き、ドアを開けてビックリです。車の中には20本以上のワインが並んでいました。:O 彼はその中から2本取り出すと、「サミーにはちょっと甘いかも知れないけど」と言いながら私に手渡しました。確かにワインの色はピンク色でした。
もらったワインを自分のアパートで飲んでみてビックリです。こんなにまずいワインを飲んだのは初めてでした。:( 正確に言うと、こんなにまずい”液体”を飲んだのは初めてでした。:O ピンク色の液体に色んな薬品を混ぜたような味で、ワインの面影はありませんでした。普通、飲んでもあまり美味しくないワインは料理に使ったりしますが、この手作りワインはスプーン1杯でも料理に使ったら、料理を台無しにしてしまうくらい強烈なまずさです。なぜ彼が自分でせっかく作ったワインのほとんどを車に積んでいるのか、その理由が良く判りました。:(
その彼は、「サミー、今度は別の種類のワインの素に挑戦しているから、出来上がるのを楽しみに待っててね」と言っています。:|