Akira Kurosawa


郵便受けに入っていた映画のビデオの通販カタログを見ていたら、黒沢明監督の映画が載っていました。ただしタイトルが英語なので、邦題を思い出すのにちょっと手こずりました。

掲載されていた映画は、「High and Low」「No Regrets for Our Youth」「One Wonderful Sunday」「Ran」の4本です。(邦題は下に書きました) それにしても少し意外なラインナップです。普通だったら「七人の侍」や「羅生門」が真っ先に入るはずですが。

ついでにインターネットで、世界中の映画ファンによる黒沢監督の映画に対する評価を調べてみたら、やはり「生きる」が一番高く評価されているようです。私も「生きる」と「七人の侍」が好きです。ただし、「生きる」に対する感想の中で、「スロー」(ゆっくりしている)だと書いている人がかなりいました。確かに最近のハリウッド映画に比べたら、スローだとは思いますが、世界中の映画の中では特にスローだとは思いません。そんな感想を書いた人達にタルコフスキー監督の映画を見せたら、何分保つか気になるところです。^^

それにしても80ページ以上も映画のビデオが紹介されているのに、外国映画にはたった2ページしか割り当てられていません。ここでも普通のアメリカ人が外国映画にあまり関心を持っていないのを裏付けるような結果となりました。


邦題「天国と地獄」「わが青春に悔なし」「素晴らしき日曜日」「乱」


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