夜中にTVをつけていたら、いきなり「セーラームーン」が始まってビックリしました。私の契約しているケーブルTVには日本語のチャンネルはないので、この時放映された「セーラームーン」も英語版でした。私の近所にあるビデオの販売店やレンタル店では、日本のアニメーションが沢山置かれていますが、ラインナップはSFが多く、家族向けというよりはマニア向けといった感じです。アメリカでも「ポケモン」が大ブームになっていますが、その一方でTVではいまだに「マッハ Go! GO!」(英語の題名は「スピード・レーサー」)が放送されていたりするので、普通のアメリカ人には日本のアニメーションはそれほど人気はないのかなと思っていました。
英語版の「セーラームーン」を観ていると、登場人物の表情や、ギャグの内容と間合いがやはり日本流で、セリフを英語にしても他のアメリカのアニメーションやドラマと比べるとかなり違和感があります。その違和感は「ポケモン」のアニメーションにも存在しますが、「ポケモン」の場合は子供達がカードゲームを通して、その世界を体験出来るという強烈な魅力があるので、アメリカの子供達は日本製アニメーションの持つ違和感を全然気にしていないように見えます。
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