朝日新聞の土曜日に、以前、「匠の博物館」ってコラムがあり、僕は読 んでいなかったのですが、友人が切り抜きしていたのを、偶然先日読ませ てもらったのです。
第3回目に取り上げられていたのがCDプレーヤーです。
この中で、筆者の赤池 学氏は、どうやらCDプレーヤー毎の性能差は、
エラーの修正回路の能力によると結論つけているようです。
逆にアナログデジタル変換や、デジタルアナログ変換は大差ないと。
確かにミュージックCDでは多少のエラー修正や、補間は問題無いかもし
れません。
しかしCD−ROMとなると、1ビットのエラーも重大な問題点になるは
ず。
つまりはエラー訂正までは許せる(自動修正され、オリジナルのデータに
戻るわけだから)が、補間になってしまうと、違ったデータが出てくる事
もあり得るので、これは問題だ。
こうなってしまってはCD−ROMは使用不可デバイスになる。
つまりは既に修正までの間ですむ技術は確保されているわけで、ミュージ
ック用が技術的に遅れている理由もない今、赤池氏のコラムはどういう意
味なのか、理解に苦しむ。
デジタルからアナログへ変換される時、あるいは変換後の伝播に違いがあ
ると僕は考えていたので、この意見には非常に驚かされたのです。
どなたかご説明頂けないでしょうか。
室町 さんより寄せられた回答の一例です。
Audio CDは、CDをPCのストレージメディアとして使おうとする以前からあるので、 補間をかければ何とかなるぐらいの誤り訂正用のコードしかついていません。 で、CD-ROMの登場ですが、補間などかけられないので、CD-XAでは2回(2種類) 誤り訂正用のコードをつけていたのが、さらにもう1回追加になっているのです。 あと、誤り訂正回路の能力差がないわけではないのですが、かなり小さいと思います。 多分、アナログを扱う回路の方が誤り訂正能力よりも音質に影響するのではないで しょうか。
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