5月27日(火)

                         タンペレ通信に戻る

(ポスティッパンッキ)

ヘルバンタ中心のショッピングセンター内にあるポスティッパンッキ(郵便局の貯金部門だが独立した銀行)へ出かけ、口座の開設を行ってきた。入国ヴィザの申請のため、あらかじめ3月の時点でポスティッパンッキの東京事務所を通して口座の開設および送金(フィンランドの銀行の残高証明がないと入国申請が下りない)をしておいたのだが、実際に銀行に出向いたのは今日が初めてなので、緊張した。問題は、自分の英語が通じるかどうかである。担当窓口の行員は、立派な体格の女性で英語を話す。「助かった」。
次の問題は、彼女の英語を私が聞き取れるかどうかである。問題が問題だけに、いい加減な対応はできないので、分からないときはしつこく粘るしかない。30分程度の折衝の後、無事、目的を達した。親切にも、彼女は、ATMの使い方まで実地で開設してくれた。これで、日本から持ってきたお金がなくなっても、生活を続けることができるわけである。めでたし、めでたし。
それにしても、ドイツやスイス(観光地や大都市はどの国でも通じるが)に比べても、フィンランドでは英語が通じることが多く、助かる。問題は、こちらの英語力である。

 

(肉料理)

 今日も、昼食は電気棟1階の食堂に出かけた。昨日、魚と一緒に並んでいたピロシキのような肉料理、もしくは、もう一種類の肉料理の選択であった。料理が毎日1品ずつ変わっていくのなら、明日はピロシキは出てこないはずと考えてピロシキをとる。この料理はそれほど量は多くないが、味は口に合う。ただ、チーズが熱せられてとても熱い。一切れ口に入れてしまったと思ったが、お皿に戻すには人目が気になり、じっと我慢する。口内上側をやけどしたかもしれん。今日の昼食は適量と言える。値段は、20.5マルッカ。

(PowerBook 死す Part II)

昨日死んでしまったPowerBook5300 について、マックに詳しいタイストさんに聞いてもらったところ、タンペレ大学(タンペレ駅の南南東500mにある総合大学、社会科学系が強い)まえのショップで内蔵ハードディスクを交換すると、交換料を含めて3400マルッカ、納期はオランダに問い合わせ中とのことであった。交換するしかない。
MOにバックアップをとっていないファイルが多々あるが、これらのファイルは諦めて、作りなおすか、持参した数枚のMOの中からコピーを探し出すしかない。いずれにしても、気の重いところである。

(ホームページ開設)

死んでしまった PowerBook には、もう頼れないので、840AV でホームページを立ちあげることにした。バックアップの取ってなかった WebSTAR の替わりに ひとまずは、MacTTTP を使うことにする。ディジタルビデオで取り貯めた静止画の内、昨日までにMacへ取り込んでいたものは使える。取り込みソフトのオリジナルCD-ROM は、蒲郡の自宅か高専の研究室のどちらにあるか定かでない。MOで持ってきたコピーはPowerPC用なので、しばらくは、新規画像の追加はできないことになる。まあ、いいか。


前日目次翌日
This page hosted by Get your own Free Homepage
1