東京発「旅する青年」です。
今日はコンフェデレーションズ・カップのブラジル×カメルーン戦を見に行ってきました。場所は改装された鹿島サッカースタジアム。どうせ茨城だから近いだろうと思っていたら、成田空港よりも遙かに遠いんですね。
成田ということで、京成線に乗って行きましたが、成田行きのもう一つ有名な電車は成田エクスプレスですよね。一度だけ乗ったことがあるんですが、納得できないというか理解できないところがあります。それは座席の構造。今時の特急電車って、二人がけのリクライニングシートが通路を挟んで両側にずらーっと並んでいると思いますが、成田エクスプレスの場合、昔懐かしい電車のように四人がけのボックスシートが並んでいるんです。もちろんリクライニングなし。
確かに昔の列車の旅の形態って、家族とか友人連れとかの大人数が多かったので、四人がけのボックスシートでよかったんですが、最近は一人や二人の少人数旅行が増えたから、今時の特急電車は二人がけのシートになったんだと思います。だとすると、成田に行く特急電車に乗る人は、四人とかの大人数が多いってことなんでしょうかね? 僕自身の海外旅行はほとんど一人だったし、友人も一人か二人で海外に行っている人が多いんで、それが当たり前だと思っていましたが、やっぱ海外旅行は未だに家族で一緒にというのが主流なんでしょうか。
なんてことを思いながら鹿島の駅に着き、シャトルバスに揺られてたどり着いた鹿島サッカースタジアム。初めて訪れるんですが、なんだか見たことがあるなぁと思ったら、我が地元、鳥栖の鳥栖スタジアムに似ていることに気づきました。コンクリや鉄骨むき出しの無機質な作りがそっくりです。その第一印象は「こぢんまり」。日本のスタジアムらしく、コンパクトにまとまっている分、ブラジルのマラカナンスタジアムやモルンビースタジアムのような迫力はありませんでした。
中に入ってみると、ピッチの周囲に急角度の観客席が覆い被さるように立ち並んでいて、なんとなくヨーロッパ風でした。ただ、よくありがちな陸上競技との併設スタジアムじゃないので、観客席最前列とピッチの間が狭くて、選手の息づかいまで聞こえてくるのがいいですね。
そして試合開始。コンフェデレーションズ・カップの日本での開幕戦なので、昨日の韓国みたいにセレモニーでもやるのかとおもったら、ブラジル、カメルーンの両国歌斉唱だけのふつうのオープニングでした。もしかしたら、この試合の後、行われた新潟での日本×カナダ戦では何かあったのかもしれません。
で、久しぶりのブラジル国歌を聴いていたんですが、以前、生活記のイノ・ナショナルにも書いた通り、ブラジルの国歌は長い! 「ちゃんと全部演奏するのかなぁ」と思ったら、やっぱり演奏の途中でやめてしまいました。正確には「Gigante pela propria natureza」以下の、一番盛り上がる所からはしょられてました。
そういえば、シドニーオリンピックのサッカーの時も同じように途中で演奏打ち切りになってましたが、これって FIFA とか IOC で「ブラジルの国歌は長くて疲れるから途中までしか演奏しない」って取り決めでもあるんでしょうか。
そう思うとなんだか悲しい国歌ですね。
追伸:なら逆に、日本の国歌は短いのでサービスでもう一回演奏しても良さそうですが。
この一ヶ月、二年間のブランクを感じることはほとんどありませんでした。テレビのタレントなんか見ても、一部知らない人もいますが、あんまり気になりません。
今日、二年ぶりの友人から電話をもらいましたが、「今度会おうよ!」と言ったら「もうすぐ子供が生まれるんよ」と言われ、思いっきり驚いてしまいました。このところ全く感じていなかった二年間のブランクですが、そうですよね、子供を産むには十分な時間なんですよね。
そう言われてみると、知り合いの子供なんかに会うと、みんな大きくなっていますよね。声変わりもしてなかった子供が、低い声になってたり、いつのまにか僕と同じくらいの身長になっていたりします。
やはり二年というのは長い時間だったのかもしれません。
「明日があるさ」
なんかはやっていますが、これってなんなんでしょうね?コーヒー飲料のCMかと思ったら、ドラマもやっているし、曲もいろんな人が歌っているし、最新式のプロモーションなんでしょうか。全然背景が分からないだけに、未だに謎です。
でもそんな謎に対する興味とか好奇心が無くなっているのはブラジル効果なんでしょうか。流行を追いかけようと思っても、この二年間で追いつけないぐらい遠いところに行っちゃってるんであきらめ気味です。
今月末、ワールドカップの前大会として各大陸の優勝国によるコンフェデレーションズ・カップが日本と韓国で開催されます。ブラジルは日本と同じグループBに入り、鹿島で三試合戦うことになりました。ブラジルでもセレソン(代表チーム)戦を何度か見て来たので、今回も是非とも見たいと思い、申し込むことにしましたが、今日が申し込み最終日。残っていねぇだろうなぁと思いながら電話をかけてみたら、ナント、まだ残っていました。
ワールドカップのチケットフィーバーのことは、インターネットを通じて聞いていただけに、拍子抜けでした。ワールドカップじゃなくてもブラジル代表の試合を日本で見れるなんてすごいことなのに、もったいないことです。ニュースで聞くと、ワールドカップに申し込んでいる人の中には一度もスタジアムでサッカーを見たことの人も多くいるそうで、大阪万博や筑波万博みたいな感じでワールドカップに来るんでしょうか。そんな人はコンフェデレーションズ・カップなんて来ないんでしょうねぇ。
っていうか、そんなお客のおかげでワールドカップのチケットが取れそうもない僕としては「いいかげんにしろ!」と言いたいんですけど。
GWの間は東京でアパート探しをしていました。とりあえず見つかったので、14日から本格的に東京暮らしです。
ということで、しばらく東京に滞在していたんですが、東京でも「お客様は、お持ち帰りでよろしかったでしょうか?」を聞きました(4月29日参照)。やはり全国的な表現になったんでしょうか。主に店員から聞くことが多いので、「です」の丁寧形として「でした」が使われているのかもしれません。
さて、こちらはブラジルリハビリ日記なのか、ただの徒然日記なのか分かりませんが、先日、家族旅行で高速道路のパーキングに立ち寄ったときのことです。
どこのパーキングでも同じだと思いますが、定番のレストランや軽食屋に並んで「トラベルグッズコーナー」がありました。旅行中に必要なちょっとした小物を売っているところです。どうもそこのコンセプトは「出発したのはいいけれど、あれ忘れちゃった!」みたいで、歯ブラシや石鹸、化粧水、髭剃りなどがならんでいました。
なかにはマスクなんかがあって、「う〜ん、これいるんかなぁ?」と思ったりしましたが、極めつけがありました。
それは養毛剤。
歯ブラシなんかと並んで堂々と養毛剤が並んでいるんです。養毛剤って「出発したのはいいけれど、あれ忘れちゃった!」グッズに入るんでしょうかね?養毛剤使用予備軍の僕としては気になるところですが、あれって一日でも欠かしてしまうとマズイもんなんでしょうか。