Random Notes
ドア トロントのドアは重い。 きっとカナダ全土に渡って重いドアが使われているのであろう。
カナダでは日本で当たり前である「自動式ドア」はスーパーマーケットでしか見かけない。
あとは大半が、手動式開閉ドアか回転ドアである。
それにしても、何故重たいドアなのであろうか?
一つ考えられるのが室内の温度を保つ為。 ご存知 トロントは北国である。
冬はかなり冷え込み暖房無しでは生活していけない。 ビルやアパートでは何処もセントラル
ヒーティングが備わっており、ビル内・室内は快適な温度が保たれている。 話によると室内温度は21度以上を保つという規定があるそうだ。 また、アパートやレストランの出入り口は保温のため二重ドアになっている所が多い。 一重ドアだけだと開けた瞬間寒気が室内に舞い込んでくるので、寒気が一挙に入ってこない為に二重ドアーにされている。 保温を考えると回転ドアーは効率的に出来ている。 回転ドアーだとあまり外からの寒気が舞い込んで来ない。 実際、回転ドアーと開閉ドアーが並んであると所では、「回転ドアーを使ってください。」といったサインが大体示されている。 冷房を使う夏でも、同じように室内温度を保つ為重いドアーや回転ドアーが役に立っていると思う。日本の様に自動式ドアに慣れていると気づかないかもしれないが、手動ドアだと後から歩いて来る人の事を頭に入れておく必要がある。ドアを開けた時自分の後ろに人が居たら、軽くドアを押さえ持ち後者の人にドアを手渡すというマナーが存在する。(バトンタッチのようなもの?)
考えてみれば当然な行為の様ですが、 自動式ドアに慣れている人には、思いつかないマナーだと思いませんか? 実際、自分がカナダに来て間もない頃は、そのマナーの存在にしばらく気付きませんでした。
それから、特にビルの出入り口ドアを開く時、女性が同じドアを使おうと察した場合は、男性がドアを開け女性を先に行かせるというマナーもあります。 やはり、レディース・ファーストのモラルがここにも存在する訳です。
ビジネス・シューズ
自分の気に入った靴に巡り合うのってなかなか難しくないですか?
いつも思うけど、女性の場合はいろんなタイプの靴が有るので、種類豊富で自分の好みに合わせて選べるからいいですよね。 その点男性ものはバラエティーさに欠けます。 ビジネスシューズを考えてみると、殆どが若干デザインが違うだけで型は同じ。 色も黒か茶系が殆ど。 違いといえば大袈裟に言って素材と料金だけですよね。
トロントにて売られているビジネス・シューズはイタリア製・中国製が多く見られます。 カナダ製の靴っていうのは、今まで一度も見た事がありません。 料金は日本と殆ど変わらないです。 いい靴を買うとなるとやっぱり CND $120(約1万円)以上は出さないと駄目ですね。(カナダの生活水準から考えると120ドルは大金です!) 有名ブランドになると、200ドル以上します。
自分の求めている靴は出来れば100ドル以下のものですが、「ああこれいいな!」と思って手にとって見ると大半予想以上に高い。 でも逆に安い値段を求めて捜すと気に入った物が無い! 靴のアウトレットに行くのもグッド・アイディアなのですが、今度は自分にピッたり合うサイズが無い! 全くフラストレーション状態になるのです。最近カナダでは、快適シューズと名乗って横幅を少し大き目にした物が多く出回っています。カナダ人の足に合わせて作られているので、東洋人の足にはちょっと合わない。 実際試してみると長さは合うのだけど、横幅が有り過ぎて少しブカブカしてかえって不快です。(足の為には、その方が締め付けられないので良いのかもしれませんが。)
自分はどちらかと言うと一つの靴を履きつぶた後に、新しいものを買うタイプです。今履いてる靴が特に問題なければ、ほとんど靴屋には立ち寄りません。 もうそろそろ型が崩れ色あせて来たと気づいてから、靴屋を巡り歩き始めます。 「今度こそはちょっと変わったものを買ってみよう!」とか「もっとはぎ心地のいいものを!」と思って何軒か歩き回るのですが、結局買った靴はごく当たりまえのものになってしまう。 そんな経験ありませんか?
*トロントで有名な靴屋: ALDO’S, PEGABO, TOWN SHOES など