渡部・修理工場(てっちゃん)
渡部・修理工場(てっちゃん)(2000年 3月09日)
住所:C.A.RIVAROLA 7.046
TEL:508-411,520-277
アスンシオン市には日本人の経営する修理工場が幾つかあります、例えば「田中修理工場」「久岡修理工場」「松井修理工場」など。その中の一つに「渡部修理工場」があります。パラグアイには約7千人の日本人・日系人が住んでいると言われますが、その中で一番多い姓は「WATANABE」でしょう。ここで頑張っている日本人は通称「てっちゃん」こと渡部哲雄さんです。市内の閑静な住宅街のはずれに大きな敷地のてっちゃんの修理工場があります。兄弟3人の経営だそうで、てっちゃんとお兄さんと妹さんのご主人(西本さん)の3人で現地の若い従業員を指導しながらの仕事をしています。
渡部さんは青森県の出身、6歳の時に家族とピラポ移住地に入植、開拓の当初は苦労が多く、馬に乗って通学し、学校が終わるとご両親の仕事を手伝ったとか。10年間パラグアイに住んだ後、10代の後半には再び日本に戻りトヨペットなどで自動車修理の仕事をし技術を身に付け以来10年間ほど日本で生活し、またパラグアイに戻り修理工場を開業され、徐々に大きく今日に至ったとか。
(写真):渡部哲雄(てっちゃん)
ここで働いているのは若い人達が多く、揃いの作業服で仕事をしていました。雑然とした今でもアスンシオンの多くの修理工場は雑然としていますが、やはり日本人の経営となると一味違うようです。
(写真):現地の作業員達と
修理工場は3つの部分に分かれ離れた場所にあります。「機械」「板金・塗装」「部品店」になっています。板金・塗装の工場に行きますと丁度自分の自動車を見に来ているお客がいて、細かい注文に応対していました。
(写真):板金・塗装の工場にて