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基本情報/気候
インドと言うといかにも暑そうな国だが、実はそうとは限らない。暑気には50℃を越える地域もあれば冬になれば雪に閉ざされる地域もある。同じ都市でさえ、夏場は5℃を超える猛暑に苦しみ、冬場になれば朝晩の気温は10℃をきる。路上生活者にとっては夏は熱波に焼かれ冬は凍えるという大変厳しい気候となっている。
またインドの気候はしばしば乾期(冬)と3つの夏hot、hotter、hottestにわけられる。
ベストシーズンは12月〜3月中旬。12月、1月はもっとも寒い時期で朝晩は5〜7度くらいにまで気温が下がる。昼間はTシャツでも過ごせるが、夜ともなると一枚上着がほしいくらい。しかし、日本人にとってはちょうど日本の秋くらいの感覚でとても過ごしやすくなる。3月のホーリー(インドの新年のお祭り)を過ぎると急激に気温は上昇していき、5月、6月がもっとも暑い時期となる。この時期は気温が40度を越え、夜でも30度前後であるため眠れない日々を過ごすこととなる。
インド北部のカシミール地方やヒマラヤ地方は夏は涼しく、イギリス統治時代にはイギリス人や上流階級のインド人の避暑地となっていた。しかし、冬を迎えると非常に寒く、雪に閉ざされてしまう地区もある。こういった地方のベストシーズンは他の地方が暑くて過ごせないような夏場である。
ラジャスタン州はインド西部の州で雨のほとんど降らない砂漠地帯である。この地方は雨季といってもほとんど雨が降らないため雨季のシーズンがハイシーズンとなる。この地方の雨季は雨は降らないが、気温は若干下がるのでしのぎやすくなる。
グジャラート州を中心とするインド西部は意外に雨の多い地方だ。ラジャスタン州の隣に位置するこの地方はガンジーの出身地として有名だが、海に面しているためにモンスーンの影響をモロに受けている。和辻哲郎は「インドはモンスーンが型どおりに現れる土地である」と言っているが、まさにその言葉どおりの土地であろう。
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