「公式見解」? セイレーンの歌声



去る6月18日深夜の議論についての、大宮ソフトさんからの
返答のメールが届きましたので、ここに抜粋いたします。

(メールより一部抜粋)

メールいただきましてありがとうございます。
さてご質問の件ですが、弊社ゲームデザイナーが
「公式見解」?を、したためましたので、ご覧ください。
(現在一時的に、大宮ソフトが公式ページにアクセスできない
状況でして、公式HP上での議論を確認していません。
もしかしたら論点がづれていたらご容赦ください)

よろしくお願いします。
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カルドセプトの場合も、本物のカードゲームと同様に、
能力の発動タイミングについてルーリングがされています。
しかし、プログラムという制約があるため、
予想と異なった現象が起こる場合があります。

またアイテムの多くは、アイテム独自の発動タイミングを
持つわけではなく「クリーチャーがその能力を持つもの」として
扱われます。ただし、アイテム破壊など厳密な順番が必要なものに
関しては独自のタイミングを持っています。
つまり、アイテムとクリーチャーのタイミングを厳密に分ける線は
存在しません。

「先制クリーチャー+後手アイテム」の場合、簡単に言うと…
1.アイテムによって後手能力がつき、
   クリーチャーは「先制と後手を持つクリーチャー」となる
2.先制と後手は大きなくくりでは同じタイミングだが、
   プログラム的な順番が後手→先制のため、後から発動した
   先制が後手を打ち消してしまう。
ということなのです。

確かにカードテキストからは、想像しがたい結果だったと思います。
今後はなるべくテキストと結果のズレが無いように精進したいと思います。

もっとも、カルドセプトは原作があるわけではないので、細かいルールに
ついてはかなり柔軟な作りになっています。
「この場合にはこの方がすっきりするから」などの理由で、
理屈を逸脱しているものがけっこうあります。
また「ドッペルゲンガー+プロテウスリング」のように、
理屈より面白さを優先したようなものもあります。

本物のカードゲームでは、ルールが徹底していないと解釈の違いで
不平等が起こることがありますが、カルドの場合だれにも同じ現象が
起こります。「起こったことが正解」と考えてください…。


と、この様になってます。
結果としては俗にいう「仕様」であったという事が明らかになり、
今まで納得いかなかった部分の解決タイミングに一応の決着、というか
線引きがなされたわけです。結論としては「先制」は強い!!といった
ところでしょうか?(笑)

それにしても大宮ソフトさんの回答の最後を締めくくる言葉、
>「起こったことが正解」と考えてください…。
というのはなんとも名言であるような気がします(笑)






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