−ファシナトゥール
「ジーナ」
「は〜い」
「今日は終わりにしよ〜」
「はーい、お疲れ様でした。」
−私はジーナ。この仕立て屋の親方の元でお針子として奉公を始めて三年目になります。
最初はこの陰うつな感じの「根っこの町」が嫌で堪らなかったのですが、もう慣れました。
私たちの頭を押さえつけるように街の上に聳え立つ「針の城」の事も気にならなくなりました。
何の楽しみも無い町で屋根裏だけが私の気を紛らわせてくれる場所です。
−ここには大切な衣装がしまわれています。
お城からの注文で、あるお方のために、毎年、新しい服を仕立てているのです。
もう十数着にもなります。
先輩たちは”お城の若様の衣装だ”と噂していました。
その若様はもう何年も眠り続けているのだといいます。
私の胸の中にも、まだ見ぬ方への想いが膨らんでいました。
明日にでもお目覚めになればよいのにと‥‥。
−私は知らなかったのです。その方がどんな運命を背負っているのかを‥‥
−針の城。
一瞬何か不気味なものが見えて、そして一人の人間−子供が目を覚ます。
服はボロボロ、血の痕‥‥。怪我でもしたのかな‥‥。
そこに見知らぬ者が現れる。
子供「だれ?ここはどこ?一体何があったの?」
*「質問に答えよとは仰せつかっておらん。私の役目はお前が目覚めのお知らせする事だけ。」
子供「知らせるって、おばさんに?」
*「何が起きたか、まったく分かっておらんようだな。ここはファシナトゥール。我が主オルロワージュ様の世界だ。」
そうとだけ言って消えてしまう。
落ち着いて起こった事を思い出す。
‥‥馬車で跳ねられたんだ!なんで今時馬車なんて‥‥。
とりあえずここがどこか確かめなきゃ。
小部屋から出ると、棺が並べられている広間に出る。
「何これ‥‥」
‥‥‥‥
「人が‥‥入ってる!!」
‥‥しばらく進むと庭園へ出る。
そこで突然後ろから剣で刺される!!
‥‥バタ。
そして紫色の血が辺りに広がる‥‥。
それを見下ろしている者がいた。「血は紫か‥‥」
剣で串刺しになったのにも関わらず、死んではいなかった。
−夢なら覚めて‥‥お願い!
−中央に赤い絨毯が敷いてある広間にでる。
その先に、この城の主らしき者がいる。
「名は?」
子供「私はアセルス。でもね、人に尋ねる前に自分で名乗るのが礼儀だと思うな。」
すかさず、その側近が「この無礼者!」と突っ込みが入る。
「アセルスか。人間にしては気の利いた名だな。気も強い。いいことだ。」
アセルス「そろそろ名乗ったらどう?」
「魅惑の君」
「無慈悲な王」
「薔薇の守護者」
「闇の支配者」
「美しき方」
「裁きの主」
「ファシナトゥールの支配者。この針の城の主」
「妖魔の君 オルロワージュ様」
オルロワージュ「先ほど、花壇で見なかったのか?お前の血は紫だつた。お前はもう人間ではない。」
アセルス「ウソ」
オルロワージュ「セアトの剣で串刺しにされた。その傷はなぜ無い?
そもそも我が馬車に轢かれてお前は死んでいた。
お前が甦ったのは我が青い血の力。妖魔の青と人の赤、この血が混じりあい、
お前の血にったのだ。紫の半妖半人だ。」
アセルス「私が‥‥」
−以下長いので略。
イルドゥンが仲間になる。
そして仕立て屋へ、まともな衣装に着替えに行く。(^^;
「いらっしゃいませ‥‥」
−これが私とアセルス様の出会いでした。
その血で汚れた姿に恐怖さえ感じたのを覚えています。
着替えの為、ジーナに連れて行かれるアセルス。
‥‥‥‥‥‥。
着替えを済ませ、イルドゥンに連れて行かれるアセルス。
−屋根裏の憧れの君が女の人だったと知って私は動揺していました。
それでもアセルス様の凛々しいお姿は、私の胸に深く焼き付いたのです。
−針の城の練習場。
イルドゥン「では訓練を開始する。」‥‥しかし一撃でやられてしまう。
イルドゥン「次!!」‥‥しかし一撃でやられてしまう。
イルドゥン「次!!」‥‥しかし一撃でやられてしまう。
イルドゥン「今日は終わりだ。」−「話しにならんな」
青白い間の棺を調べると、白薔薇が復活。
最初の場所に戻ると、白薔薇とイルドゥンと別れます。
イルドゥンは練習場に、白薔薇は元の場所にいます。
この時に白薔薇からいろいろと話しが聴けます。
また最初の場所に戻る。
白薔薇のところへ行こうとする途中でゾズマと呼ばれる者がいます。
しかし城の者(?)が来ると逃げられてしまいます。
‥‥‥‥‥‥
第2回 ファシナトゥール脱出
*いろいろとうろうろしててもしかたないのですが、この状態から脱出する術が見つからず。
*しかたないのでDPS見るか‥‥(笑)ふむふむ、なるほど。
うろうろしてる時に、ラスタバンに会って、彼がアセルスに期待してる事がわかります。
自室に戻ると先ほどのゾズマがいます。ですが勝手にしゃべって勝手に消えてしまいます。
彼も針の城の者なのですが、かなり嫌われているようです。
そのまま一人で仕立て屋に行ってジーナに話し掛けます。
アセルス「ねえ。」
ジーナ「は、はい。」
−心臓の鼓動が一気に高まり、私はそれ以上、何も言えませんでした。
アセルス「おかしな人だな」
−おかしな人と言われて、私の頭の中は真っ白になってしまいました。
‥‥屋根裏へ逃げてしまうジーナ。それを追うアセルス。
アセルス「おかしな人なんて言ってゴメン。私はアセルス、あなたは?」
ジーナ「‥‥ジーナです。」
アセルス「ねえ、ジーナ、ここはどういう所なの?」
しかしジーナも3年前に奉公に来てからわからないことばかりらしい。
−私とアセルス様は、しばらく話しをしました。
夢のようで、何をお話ししたのかは思い出せません。
城へ戻ると、セアトがファシナトゥール脱出の手がかりを教えてくれます。
そのあと街の酒場に行くとカギをくれる男がいます。
そして鍵がかかっていて入れなかった家に隠し通路がある事を教えてくれます。
そこから出してくれるようです。ところがタダというわけにはいかなく金が必要になります。
とりあえず家の前までいってみますが‥‥
(‥‥お金はどうしよう。)
白薔薇姫に相談すると、金は持ってないけどイルドゥンなら‥‥。
しかし当然イルドゥンに相談するわけにはいきません。
そこで貴金属の有り合わせで何とかする事に。
脱出する前にゴサルスのところへいって「幻魔」をLP3で買います。
攻撃力70でかなり強力です。
隠し通路を通って、その先には‥‥誰もいない!?
そこにイルドゥンがやってくるが、ギリギリのところでシップがやってきて助かります。(^^)
ここでアイキャッチ。
−アセルス様がファシナトゥールを去ったのを知ったのはしばらく経ってからでした。
その時の気持ちは‥‥うまく言い表わせません。
ただ、もう二度とお目にかかる事は出来ない。
そう感じました。
一方、アセルス様脱出は針の城にも知れ渡りました。
‥‥‥‥‥‥
−オウミ。
川に花文字‥‥白薔薇によると、水妖が仲間を探しているとの事。
領主の館にいくと、領主が水妖の部屋まで案内してくれます。
水妖(メサルティム)と話したあとに、ここから解放してやる事に。
ですが領主はそれをしたくないという事で外へ出られません。
前回のプレイで地下室にメサルティムがいたのはわかっていたので
地下室へ言ってみる事にしました。
途中に固定キャラ、デビルテンタクラーがいますがメサルティムがもっているブルーエルフをアセルスに装備させて戦います。
これでメイルシュトロームが防げるようになって、幻魔を使って倒しました。
すぐ側の小部屋からメサルティムを解放できます。
で、ここでアイキャッチ。
‥‥‥‥‥‥
−アセルス様と白薔薇姫様の関係は日に日に強くなっていました。
全てが終わった後、アセルス様は、この頃の事を懐かしそうにお話になっていました。
そのご様子に渡しは軽い嫉妬を覚えたものです。
しかし、その事が白薔薇姫様の主であるオルロワージュ様の逆鱗に触れたのです。
オルロワージュがセアトに白薔薇を連れ戻せと命令しセアトは部下3人を使って連れ戻す事になります。
‥‥‥‥‥‥
「おばさん」の家があるシュライクへ。
(★
アセルスのシナリオの時だけに現れる「自宅」があります。)
アセルス「おばさん!!」
自宅の玄関先におばさんがいます。
しかし、馬車に轢かれてから既に12年が経っていて、受け入れてもらえません。
12年も経っている事にショックを受けるアセルス。
そこに、追っ手の「炎の従騎士」が現れて戦闘。
幻魔があればあまり強くないので簡単に倒せます。
で、ここでアイキャッチ。
‥‥‥‥‥‥
ここからアセルスのシナリオはフリー(=やる事が見つからない(笑))
済王の古墳を探検し、アイテムを拾っていきます
*「水鏡の盾」って結構いいアイテムだったんですね。
この後、残り2人の従騎士と戦う事にるのですが、気まぐれで出てくれます。
・ドゥヴァンの神社
・クーロンの裏通り
・バカラの駐車場
この他にも、いろいろなところで出てくるようです。
ここでのプレイ時間は2時間30分くらいです。
そんなこんなで、2番目「水の従騎士」と3番目「森の従騎士」を倒しました。
森〜は胞子攻撃が強くて、やっっと倒せたといった感じでした。
−第3の追っ手を破ったアセルス様でしたが、次の追っ手は今までの的とは比べ物にならないほどの強敵だったのです。
‥‥‥‥‥‥
ここで金獅子が目覚めてオルロワージュのところへ現れる。
そしてアセルスと白薔薇を追うことになる。
クーロンの裏通りで金獅子に会いました。
無論戦闘になるわけですが、かなり強いです。
ダメージが強くて全然倒せません(^^;
一撃でやられてしまいます(笑)
というわけで、今日のプレイはここまで。プレイ時間は3:26。結構やったかな。
第3回金獅子姫
しばらくステータスアップしたあと、再度挑戦。
最初の頃と比べるとだいぶ楽で、簡単に倒せました。
というのも、科学研究所で戦闘してる間に黒曜石の剣をゲットしたり、
それを装備したリュートが神速三段突きを覚えたり、
さらにクレジットが貯まってアセルスにパワードスーツを装備させたからなんですね。
戦闘が終わると、金獅子は自分もそういう気持ちがあったと白薔薇姫を理解しファシナトゥールへ戻っていきます。
−こうして、金獅子姫様は去りました。
次は、思わぬ人物がアセルス様のもとを訪れたのでした。
アイキャッチ。
第4回セアト
「まだまだ技が未熟だな」
ルミナスの発着場を出てすぐ、突然イルドゥンに出会いました。
しかしイルドゥンは追っ手ではなく、アセルスを護りにきたそうです。
次はラスタバンの力を吸収したセアトがやってくるとのこと。
「俺はラスタバンを吸って強くなった。
オルロワージュ様の血を受けたお前の血を吸えば、あるいはあのお方にも‥‥」
京の庭園でセアトと遭遇。そして戦闘。
ところが、そんなに強くありませんでした。
連携技を何回か決めていけばすぐに勝てますね。
戦闘が終わるとセアトは消えてしまいます。上級妖魔の死とはそういうものだそうで。
#次の追っ手がくるまで、時間潰さないといけないようですが、そうしてる間にステータスアップやら
#パスワードスーツ買って防具を強化するやら‥‥で、かなり強くなっていきますね。(^^;
第5回 闇の迷宮
−オウミの領主の館。
アセルス「なんだ、何が起こったんだ!」
地下室にいくと突然、闇の迷宮へ行ってしまう。
白薔薇「何かを犠牲にしないと出られないそうです」
適当にバタンバタンと(笑)扉を開けていくと、赤カブに出会いました。
この中にあるどれか一つが出口への扉だそうです。
アセルス「やっとどられた。白薔薇、どこだ?」
闇の迷宮から出ると白薔薇がいなくなってしまいます。
オルロワージュに逆らった償いとして闇の迷宮に残ると言い残します。
これにアセルスはすっかり打ちひしがれてしまいます。
仲間もどこかへいってしまいます。
そこにゾズマがやってきて、アセルスの仲間になります。(ついでに赤カブも)
イルドゥン「少しはしゃきっとしろ!見ていて歯がゆいぞ!」
ヨークランドの沼地で、イルドゥンが突然現れます。
「これからどうするか自分で決めろ」と迫りますが‥‥
ここで仲間も元に戻ります。
第6回ファシナトゥールへ
「お、また会ったな。あの薔薇の人はどうした?俺、ファンだったのに。」
オウミの発着場に、ファシナトウールから脱出する時に手伝ってくれた人がいます。
ここで「ファシナトウールへ!」を選択すると、二度といきたくなかったんだが‥‥と渋りますが
飛ばし屋だという事でファシナトゥールへいく事ができます。(いつでも戻れます)
−ファシナトゥールの仕立て屋。
「なぜ、ジーナを。なぜ連れていった!!」
突然親方がつっかかってきます。
アセルスはここで初めてジーナが連れて行かれた事をしりオルロワージュへの怒りを新たにします。
−針の城。
宝物庫で最初は取れなかったものが取れるようになります。
いろいろな部屋にいくとイルドゥンと会話に。
「実戦はまだだ」といって行かれなかった頂上へいけるようになるので、そこからいきます。
途中、固定キャラ「巨人」がいます。盾を持ってるのでやたらと回避されてしまいますが、
まぁなんとかなります(笑)
その先に進むと庭園があり、横の階段を登っていくと‥‥
「吸わせろ‥‥貴様を吸えば復活‥‥」、ここでセアトと戦闘になってしまいます。
# で、この時のBGMが「BATTLE#5」!BD連打がかっこいい曲ですね。(笑)
さらに金獅子姫と戦闘。今度は全力でかかるぞ〜とか言ってますが弱いです。
(こっちが強くしすぎたかな?^^;)
倒すと金獅子姫の剣を入手。これが最強の剣かな?
その奥にいくと、ラスタバンと出会います。
「御帰りを御待ちしておりました。アセルス様。オルロワージュ様を倒し、この城の主となるときです。」
アセルスはそんな気は無いと言います。
で、彼から冥帝の鎧を入手。(デュラハンからゲットできるやつですね)
最後にオルロワージュの領域へ入って、オルロワージュと出会います。
半人半妖で馬鹿にされても私が好き、それだけ言いたかった‥‥とアセルス。
オルロワージュは、人間に血をわけたのは過ちだった、過ちは消去するといって消えてしまいます。
おや?と思ったのですが、来た道を戻るとオルロワージュが待ってます(^^;
つまり、もぅ戻れないわけですね(爆)
#ここまで来ておきながら、実は全く回復系アイテムを持っていなかった為、
#てきとーにやられてしまいました(笑)
#セアトや金獅子も回復無しで倒してたとゆー(爆)
#というわけで、次回、再挑戦(^^;
第7回最終回
巨人を倒して後ろにある扉(?)を開ける。
そして戻ると、新しくいけるところがあります。
そこでグリフォンと戦闘になり倒すと、モンスターの中に閉じ込められていたジーナが現れます。
−この時、私は奇跡というものの存在を実感しました。
ジーナを助けた場合、ラスタバンと戦う事になります。
ラスタバンはアセルスをオルロワージュを倒す道具として利用していたのです。
#聖歌とかセレクションも使ってくるのでちょっと強いです。
オルロワージュと会った時の台詞も
「妖魔の血を浄化するにはあなたを倒すしかない」というような事に変わります。
オルロワージュは結構強いです。
HPが700代&回復魔法で何とかなりましたが、全体攻撃が多いのでなかなか攻撃ができません。
クリアしてない方は、ここでさようなら。
倒すと、召還された姫が去り、オルロワージュが塵となって消滅。
−墓に花をささげるジーナ。
「私の方が長生きするなんて思いませんでしたよ。」
そこにゾズマが現れる「永遠の命を捨てた娘よ」
イルドゥン「一瞬の炎のごとき者」
零姫「散りゆく花の美しさ」
メサルティム「高貴なる魂の君」
白薔薇「ジーナ、あの方は幸せでしたか?」
ジーナ「ええ、もちろん。あの日から今日までアセルス様は輝いておられました」
‥‥‥‥で、アルバムが映し出されてThe End.