この知恵は Hunter Monroeから授かりました:
この節は、既に動いている版の Microsoft Windows用 Mosaicで soundをインストールする方法 について説明します。あらかじめ言っておきますが、結果は貧弱かもしれません。
Mosaicが PCのスピーカに音声を出力するためには、まずスピーカのドライバが必要です。 Microsoftのスピーカ・ドライバが URL ftp://ftp.microsoft.com/Softlib/MSLFILES/SPEAK.EXE から手に入ります。またどこか他のところを archieで捜してもいいでしょう。SPEAK.EXEは自己 展開ファイルです。speak.exeを新しいディレクトリにコピーして、DOSプロンプト上で "SPEAK" と入力して下さい。SPEAKER.DRVファイルを OEMSETUP.INFと違うディレクトリに置いてはいけま せん。
次にドライバをインストールする必要があります。Windows上で、Program Managerから Main/Control Panel/Drivers/Add/Unlistedか updated drivers/(enter path of SPEAK.EXE)/PC Speakerを順に選んで下さい。ここでドライバーが初期化されるときスピーカから変な音が出て きます。tada, chimeなど色々な音を出してみて、音質が向上するように設定を変えて下さい。 終ったら OKをクリックして、Windowsの再起動を選択して下さい。
スピーカ・ドライバをインストールすることによって、Windows起動時、エラーが起きたとき、 終了時に、音声が出力されるようになったでしょう。そうしたくないならば Main/Control Panel/Soundsから "Enable System Sounds"の横のチェックを外して下さい。
次に、Mosaicが音声を表示するときに呼び出すことが可能なサウンド・ビューアが必要です 。NCSAは WHAMを勧めていますが、残念ながら PCのスピーカでは上手く動きません。代りに WPLANYを入手して下さい。archieで "wplny"という文字列を捜せば近くのものが見付かるでしょ う。最新版は WPLNY09B.ZIPです。 archieや、その他 ftpに関する基本的な仕様については、詳 しくはニュースグループ news.announce.newusers を参照して下さい。
zipファイルを新しいディレクトリに移動し、pkunzipなどの展開プログラムを使って展開すれば 、WPLANY.EXEと WPLANY.DOCというファイルができます。 MOSAIC.INIを編集して 、"TYPE9=audio/basic"の前の "REM"を削除します。その後に次のような行が必要となります:
audio/basic="c:\wplany\wplany.exe %ls" audio/wav="c:\wplany\wplany.exe %ls"wplany.exeへの正しいパスを書いておきて下さい。Mosaicと一緒に配布されている MOSAIC.INI ファイルは、audio/basicの行に NOTEPAD.EXEがありますが、これは動作しません。ここで Mosaicを再起動すれば、もう音声を出力できるようになるでしょう。調べるためには、Mosaicで File/Local File/\WINDOWS\*.WAVを選んで、TADA.WAVを再生してみます。次に .AU音声を含んだ Mosaicのデモを試してみましょう。でもスピーカから何か理解できるものが聞こえてきたら、ラ ッキーです。