質問１）神戸小６殺人事件の容疑者として１４歳の少年が逮捕されたとき、 どう思いましたか？ 犯人が１４歳とＴＶで聞いたとき、とても驚いたのだった。当初 事件の内容とそれに伴う噂、報道などで３０〜４０歳であると、いつの間にか 自分もそう信じていたのだ。宮崎事件が推理の材料にもなった。 この少年と事件をいろいろ考えてみると、校内暴力やいじめなどといった ものの、延長線上にある事件なのだろう。いじめがエスカレートして、殺人に なった。 いじめというのは、そもそも、当人にとって遊び（GAME）なのであって憂さ 晴らし以外になにもないのである。損得もなし相手には別に恨みもあるわけで はなく、弱そうだというだけの理由である。 神殿、聖域、聖なる儀式、これは、ゲームでいう味付けなのだ。 校内暴力やいじめというものが、はびこっている今を考えると、 いじめをして味をしめた人間は、次のサカキバラになる可能性が無いとは言 えないだろう。自ら手を下すか、相手が自殺するかの差でしかない。 神も魂も宗教も死も心も愛も友情も夢も和もモラルも金銭欲で見えなくなって しまった今の社会人に、その尊さと、その大切さを子どもに説く事がはたして できるのだろうか。 質問２）容疑者の少年は少年院から２年程度で出てくると言われていますが、 この罰をどう思いますか？ ２年少年院で指導したからといって出てきても、殺された子の親の心境を 考えると、軽すぎると考えるのが人情だろう。 敵討ちをさせるのがいちばんいいのだというのが、私の意見なのだ。 生かすも殺すも殺された子の親の権利じゃないかとおもう。 法律でダメだというのなら、法律を書き換えるべきだろう。 極端に書きすぎたが、もっと被害者たちへの配慮や権利が尊重される べきだろうと思うのだ。今の法律だと殺したほうの少年の配慮ばかりで、 殺された方は、ただの死に損ではないか。 質問３）写真週刊誌フォーカスで顔写真が公開されたこと、および、キオス ク、コンビニ、および各書店での販売規制ついてどう思いますか？ 顔写真を載せた週刊誌は、ただ売り上げを伸ばしたいだけの動機である から、肩を持ちたくはないが、顔写真を載せるぐらいはいいだろうと考える。 しかし、まず、発売する前に問題提起をし世間に問うても、遅くはなか ったはずだ、そういう経過をたどれば、クリーンであり販売規制もこれほど ではなかっただろうと思う。筋を通すべきだったのだ。週刊誌は、汚さだけ が見えてしまった結果になり、販売規制は仕方ない事だ。 質問４）少年法の改正について、あなたの意見があれば聞かせてください。 何でもかんでも枠内に納めようという風潮があるから、対処しきれない のではないのかとおもう。特例ももうけるべきで、あらゆる事件に対して 国民が適切であると思えるような法を望む一人である。 質問５）今回の事件のマスコミの報道やワイドショーなどでの取り上げ方に ついてどう思いますか？ だれもが、この事件の考える上での、報道やワイドショウが情報を得る為 の方法である事は変わりがない。新しい情報に対しての討論番組は結構だが、 同じ事や分かりきっている事を何度も校長や被害者の親にインタビューする のは見ていて気の毒である。 質問６）その他、追加して言いたいことがあれば、どうぞ。
