ロンドリーナ市-02・パラナ州・日本移民資料館 (ブラジル)
ロンドリーナ市近郊、ローランジャにあるパラナ州・日本移民資料館を紹介します。
パラナ州・日本移民資料館 (パラナ日伯文化連合会)
ESTRADO PITANGUEIRA, KM 05 - ROLANDIA - PR
開館時間 水〜日 : 13:30 〜 17:30 (月・火 休館)
大人 2 レアル、子供 1 レアル
(史料館・パンフレットより)
史料館は移民70周年祭(1978)の時に橋本悟郎先生を中心として作られたローランジャ農産物資料館が前身としている。建築後21年を経て建物の傷みが目立ち始め、雨漏り等の為に内部展示物もかなりの被害が受ける様になっていた。ちょうどその頃、日本政府より草の根無償資金贈与の話が持ち上がり、2000年 4月から増築工事が始まった。一部設計の見直し、それによる資金不足等々、かなりの障害があったが、資金面ではパラナ日伯文化連合会の嶋田巧会長、建設委員長、福島正登、沼田信一相談役等役員の努力により、パラナ州における日系企業、多くの日系人、更にはブラデスコ銀行などからの援助で解決、内部の基本構想では北海道からの個人ボランティア谷川悟氏夫妻の協力を受け、2001年 6月17日移民93年祭当日落成した。
史料館は日本風の建物で綺麗な建物です。
(写真:史料館外観)
(写真:史料館前にある記念碑)
(写真:史料館入口)
中に入りますと色々な資料が非常に整理された形で展示されているのが分かります。
(写真:展示-01)
(写真:展示-02)
(写真:展示-03)
(写真:展示-04)
展示されている中央に立派な神輿がありました。この史料館をとりまとめた谷川さんの話では、当初は盗難・紛失を恐れて出来るだけケースに収納しようと意見が強かったが、小物を除いてそのまま展示するようにしたと説明していました。
(写真:みこし)
このような小物はケースに入っています。
(写真:小物はケースに入れて展示)
(写真:色々なものがよく整理されている)
移住当時の写真が色々と展示されていましたが、興味深いものがあります。
(写真:入植当時の写真)
(写真:記念品、囲碁・将棋、スポーツ用品等)
近代的な建物の隣には入植当時の様子を現在に伝える家を再現していました。これは移築したものではなく、あくまで再現として新たに建設したものだそうです。
(写真:移住当時の再現家屋)
家の中に入ると「楽土建設」他、当時の家に掲げられた額がありました。高邁な精神を持って移住、開拓にあたられた様子が分かります。
(写真:入口付近)
(写真:家屋の内部)