サンティアゴ・7 冬 (チリ)
半年前、夏に訪問したサンティアゴ市、また冬に訪問する機会を得ました。冬のサンティアゴはスモッグの影響が夏と比較して非常に強く街を覆っています。雪のアンデスも見えない日が多いのですが、雨が降った後はカラリと晴れ上がりアンデスの雪化粧をはっきりと見る事が出来ます。大都会と壮大なアンデスの雪化粧、すばらしい景観を楽しむ事が出来ます。
ただ、スモッグがひどく時間が経過すると地平線の近くは赤紫色に変化して来ます。いかにも不気味な色で大気の汚染がかなり深刻な状況という事がよく理解出来ます。盆地にあるサンテイアゴこれからも大気汚染の問題は付きまといますね。
なお、サンティアゴは確か地理のCs:地中海式気候・温帯冬雨気候であったと思いますが、夏と比較して冬に雨が降ると言うことで冬でも結構乾燥しています。
(写真)大都会とアンデスの雪化粧のコントラスト
サンティアゴの街を出て郊外に行くと欧州の統を引き継ぐ家屋があり、その向こうにアンデスが見えます。どこかで見たような景色だと考えてみましたが、昔、欧州に行った時に見たアルプスの景色とよく似ていると思いあたりました。
(写真)欧州のアルプスのような景色
サンティアゴは南米では治安の良さは1,2を争うほど、夜の繁華街にも多くの人が集まります。特に週末には人出が多いのには驚きました。チリの人口は1500万人なのだそうですが、サンティアゴにはその1/3の500万人が集中しているそうです。最近は、南米内の経済格差の為かエクアドル、ペルーから流入して来る人が多いそうです。
(写真)夜の繁華街
また、最近は大型のショッピング・センターが各所に出来ています。非常にカラフルで綺麗でまた警備もしっかりしているので、最近は多くの人を集めています。夜でも安心して出掛けられますし、冷暖房もしっかりしている。これからも多くの客を集めて行く事でしょう。
(写真)ショッピング・センター
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田中 宛メール送信願います(パラグアイ共和国 アスンシオン市)