つま先 伸ばせば 額突く 男が
真っ赤な ヒールを そっと 脱がす
シルクの ガウンと ワインの
グラスを ふたりの男が 運ぶ
重い 罰が 愛の 代わりだわ
男たちは それだけを 待ち望む
冷たい 女と わたしのこと 呼ぶけど
ひとりも 騙した ことはない
優しい 男も 冷たい 男も
どのみち 女の ために 生きる
だれかの しもべに なるしか ないなら
わたしの しもべに おなり
どんな 愛も つらく 空しいと
愛に 生きた 男なら 知っている
荊棘の 館に 羊たちが 集まる
一夜の しもべに なりたくて
愛などないから 裏切られは しないわ
今宵の 餌食は お前に しようか!
わたしの 帰りを 男たちが 待ってる
一夜の しもべに なりたくて
優しさ なんかを ちらつかせは しないわ
今宵の 餌食は お前に しようか!
作詞:枯堂夏子
作曲:藤原いくろう
編曲:藤原いくろう
歌:高田由美