恋はせっしょやおまへんか (昭和バージョン)


夜のとばりが 下りる頃
街にキラキラ 灯がともりゃ
酒に浮かれた おろかもの
わんさか わんさか
くりだしますわ

心に決めた あの方は
そんなフラチじゃ ありません
きっと 都会の片隅で
愛するわたし 想ってるはず

だけど 飲み屋の窓をのぞけば
ケバイ女を 口説いてたのよ
純情可憐な 乙女ごころを
スケベ心が 踏みにじったわ

そら ほんまに
せっしょや おまへんか
そら ほんまに
せっしょや おまへんか

ちょっと 大人になりました
若い男は いけません
愛は苦しく 耐えるもの
待っても 待っても
待ち続けます

ずっと お目にかからねど
あなた どうしておられるか
幼いころに 恋をして
いまも 操 通しております

なのに あなたは 結婚したのね
幸せそうな 顔をしてるわ
純粋一途な 女ごころを
オトコの嘘が 踏みつけたのよ

わて ほんまに
みじめや おまへんか
わて ほんまに
みじめや おまへんか

そして 月日は流れ去り
年もわからぬ 格好で
ここでこうして 踊るのよ
どんちゃか どんちゃか
酒がうまいわ

ゆめも理想も 萎えはてて
あまたオトコを 袖にして
復讐心と ジェラシーが
にっちも さっちも
煮えたぎるよ

こんな女に だれがしたのよ
うらみつらみを 聞かせてやろか
純真無垢な 娘もいまでは
虫もつかない いきおくれだわ

ほれ どんどんじゃんじゃん
酒 もってこい!

ほれ どんどんじゃんじゃん
酒 もってこい!
 

作詞:枯堂夏子
作曲:長岡成貢
編曲:宮崎慎二
歌:高田由美
 
 

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