光の射す方へ
蜘蛛の巣のような高速の上
目的地へ5km渋滞は続いてる
最近エアコンがいかれてきてる
ポンコツに座って心拍数が増えた
社会人になって 重荷を背負って
思い知らされてらぁ
母親がいつか愚痴るように言った
「夏休みのある小学校時代に帰りたい」
夕食に誘った女の笑顔が下品で
酔いばかり回った
身振り手振りが大袈裟で
東洋人の顔して西洋人のふりしてる
ストッキングを取って
すっぽんぽんにしちゃえば
同じもんがついてんだ
面倒臭くなって送るのもよして
独りきり情熱を振り回すバッティングセンター
僕らは夢見たあげく彷徨って
空振りしては骨折ってリハビリしてんだ wow wow
いつの日か君に届くならいいな
心に付けたプロペラ 時空を超えて光の射す方へ
「電話してから来てちょうだい」って慣れた言い回しで
合い鍵をくれんだ
マスコミが恐いから結局は
貯金箱の中にそいつをしまった
誰を信用して 何に奮闘して この先歩けばいい?
デキレースでもって 勝敗がついたって
拍手を送るべきウィナーは存在しない
僕らは夢見るあまり彷徨って
大海原で漂って さぶいぼたてんだ wow wow
もっとこの僕を愛して欲しいんだ
月夜に歌う虫けら 羽を開いて光の射す方へ
散らかってる点を拾い集めて
真直ぐな線で結ぶ 闇を裂いて海を泳ぎ渡って
風となり大地を這う
限りあるまたとない永遠を探して
最短距離で駆け抜けるよ 光の射す方へ