LC630 最強への道
これは、大学生の時になけなしのバイト代をつぎ込んで購入した、 由緒正しい(?) LC630 350MB/12MB/CD において、 勇敢にスペックアップを行った物語です。
  1. Ethernet card装着
  2. メモリ&HDの交換(内蔵SCSI化)
  3. 40MHzへクロックアップ
  4. CPUの交換
  5. AV-Macintosh化
  6. メモリ64MB化
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あの当時、アップルがアカデミックキャンペーンを行っていた為、 ¥25,000 ものキャッシュバックの恩恵を授かる事が出来ました。 おかげで、本体価格7万円台で購入することができたのでした!!
  1. Ethernet card装着
    学生時代に購入したため、大学のLANに接続するために、 LC-PDSスロット用のEthernet cardをまっ先に装着しました。

    REUDO イーサカードLC
    購入理由:その当時、新宿ソフマップで一番安いカードだったから。

  2. メモリ&HDの交換(内蔵SCSI化)
    メモリ12MBだと、プリントアウトがままならなかった (年賀状シーズンに突入のため……) から、8MBのSIMMを32MBに交換。 同時に内蔵ハードディスクも4.3GB SCSIへ交換。

    32MB FastPage Non-parity, Quantum FB-ST4.3GB SCSI
    購入理由:DOS/Vショップで一番安かった。 内蔵SCSIはCD-ROMに接続されているフラットケーブルを取り外し、 自分でフラットケーブルを圧着し直しました。
    しばらく動いていたのですが、つい先日動かなくなり、 調べたところ、圧着が不十分だったためSCSIエラーが頻発していました。 圧着器を購入し、再圧着しなおしました。

  3. 40MHzへクロックアップ
    Doping Macを購入したので、参考にしてロジックボード上の抵抗を付け替え、 40MHzのオーバークロックで動作するようにしました。

  4. CPUの交換
    クロックアップすると、やっぱりコ・プロセッサが欲しくなったので、 CPUを68040-33MHzのものに交換しました。

    Motolora XC68040RC33, Heat sync
    購入理由:ロジックボード上は40MHzなので、40MHzの68040が欲しかったところだが、 値段がかなりちがうので、33MHzのものにした。 オーバークロックになるので、ヒートシンクも購入しておきました。

  5. AV-Macintosh化
    メモリも増やした、ハードディスクも換装した、 CPUも交換&クロックアップした、 となると、やはり68k Macの最高峰、 Quadra840AVを凌ぐマシンにしたくなるもの。。。 ある日、秋葉原のT-Zoneミナミで新品のインタウェアTV/ビデオシステム が山積みで叩き売られていた。 もう世の中はG3 Macintoshが全盛のご時世だったため、 「これを逃すと、もうJunkでしか手に入らない!」 と思い、速断即決で購入。 これで私のLC630はQuadra630AVへと変ぼうを遂げたのでした。

    インタウェア TV/ビデオシステム
    購入理由:T-Zoneミナミで8,800円で山積みで売られていた為、 衝動的に速断即決買い。。。

  6. メモリ64MB化
    MacWorldの1998年3月号に、 LC630のメモリをApple公称値以上に増設するという記事が載っていたため、 「いずれは……」と思っていたが、遂に64MB SIMMを安く見つけたため、 メモリを64MBに!

    Princeton Technology PD72F-64(64MB FastPage Non-Parity)
    購入理由:横浜ソフマップの中古コーナーで偶然見つけたから。 値段も9,800円で手ごろだし、メーカー製だった事もあります。 SDRAM全盛の時代で大容量SIMMは貴重品ですからね。


というわけで、現在現役でバリバリ使っているLC630のスペックです。 Appleシステムプロフィールのスクリーンショットをご覧ください。 ほとんど原形をとどめていないと言うウワサが。。。 でも、ロジックボードはPowerPCのものには変えていないので、 "68k Macの最終形" ということにさせて下さい(笑)。 手が加わっていないパーツは、CD-ROMとフロッピードライブだけです。 Norton Utilityのベンチマークで計ったところ、 ビデオ性能以外は、Quadra840AVを凌駕しました! ビデオ性能だけは………どうしようもありませんね(笑)

LC630 SPEC

Copyright (c) 1999 by Takashi TANI.
takashi@apple.club.or.jp

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