※注意事項※
  1. ここに記載されている方法を利用して、インストールした結果について、 当方では一切責任を負いません。
  2. この方法を使うには Sun microsystems 社の提供する SunOS 5.5.1 (Solaris 2.5.1) for x86 edition が2ライセンス分必要です。
  3. あなたがここに記載されている情報に基いて OS をインストールした結果、 Sun microsystems 社、またはその他と紛争を招じたとしても、 当方では一切関知しません。
  4. ここに記載されている情報を無断で雑誌等に転載するなど、 またはそれに準ずる行為は行わないで下さい。

Solaris for x86 をCD-ROMの無いノートパソコンに
無理矢理インストールする方法。
前提条件
NoteBookマシン(A マシン) Dec HiNote Ultra II (memory 40Mb, HD 1.3Gb IDE)
Desktopマシン(B マシン) Dell optiplex (memory 32Mb, HD 2.1Gb IDE)
というような構成で、CD-ROM の無い NoteBook に Solaris 2.5.1 for x86 を インストールしたい時、そのままでは逆立ちしてもインストールできない!!
そんな時、FreeBSD を利用した、超裏技を使いましょう!!

  1. A マシンのディスクのパーティションを切って、FreeBSD をインストールしておく。
    以下の様にパーティションを切った。
    A マシンのパーティション
    FreeBSD 450 Mb
    Solaris 450Mb
    Windows 500Mb
  2. B マシンに Solaris 2.5.1 for x86 をインストールする。この時、 PCMCIA のパッケージも忘れずにインストールしておく。 更にその B マシンにも、別パーティションに FreeBSD をインストールしておく。
    ただし、Solaris のインストールは、インストールしたいマシンの空き容量よりも、 小さい容量でインストールすること。
    以下の様にパーティションを切った。
    B マシンのパーティション
    FreeBSD 200 Mb
    Solaris 420 Mb
  3. B マシンの FreeBSD の dd コマンドを使って、Solaris がインストールされたパーティションをディスクイメージごとファイルにおとす。 この際、Solaris がインストールされた領域が全てファイルになるので、 保存するディスク領域は充分な空き領域が必要(今回は 420Mb 以上)。
    B-machine@FreeBSD# dd if=/dev/rwd0s1 of=/usr/solaris.dsk
                   ^^^^^^ raw デバイスで、s は Sol のあるパーティション
    
  4. A マシンの FreeBSD の /stand/sysinstall の FDISK エディタを利用して、 おとしたいパーティションラベルを編集する。 Solaris は FreeBSD から見ると、Linux_swap なので、130 番。
  5. A マシンの FreeBSD の dd コマンドを使って、 おとしたファイルをインストールしたいパーティションに書き込む。
    A-machine@FreeBSD# dd if=/hoge/solaris.dsk of=/dev/wd0s3
                              ^^^^^ おとしたいパーティション
    
  6. その後、A マシンのマスターブートレコードを、 システムコマンダー等を利用して書き換え、ブート可能に設定する。
  7. システムコマンダー等から Solaris のパーティションを選んで boot すると、 デバイス構成等を自動的に reconfigure してくれて、立ち上がる。

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