エロゲカウントダウン
ゴールデン・汁・アワード2004
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●2004年汁ゲ総評●
全然エロゲやってないので、「総評」とか言うのものすご恥ずかしい。どんな作品が出たのか全然知らん。
ただまあ、汁ゲに関しては大体プレイした。サンプルの時点でよさげ、かつネットの評判がよかった汁ゲはほとんどプレイしたはず。今や汁を大々的にフューチャーした作品はそれほどないので、チェックも楽だ(泣)。これだけ絶対数が少ないとハズレを引いた時のダメージはかなりデカいんだが、今年は当たり作品の出来がよかったので、全体としてはそれなりのレベルの年だったと思う。その「当たり」の筆頭はもちろん、「DISCODE surface」。これはほんとにすごかった。この期に及んで、汁シーンのみの「基本」だけでここまでの満足度を得られるエロゲがあるとは。2000年の汁ゲブームの時にはこういうゲームができることを夢見ていたけど、その後の汁ゲの衰退ぶりにすっかり忘れていた。これでようやく、汁ジャンルにおいて、エロゲもAV等の他媒体に追いついたと言える。が、この路線を更に進めてくれそうなブランドは、もうクレージュしかなくなってしまっているのだが・・・。これが起爆剤になって汁ゲがまた再び大爆発するようなことはなさそうだ。
こういう作品が出ると、例によって気になるのはこの後のインポ化。もう汁質ではあれ以上のところが出るとも思えない(ホントは出て欲しいけど)ので、並の作品では到底満足できなくなってしまう。丁度2002年に「DISCIPLINE」が出た後がしばらくそういう状態だった。しかし、2004年はその時とは違い、その後の「ナースにおまかせ」で早々にインポから脱出。ナスおまは女性独白型の「DISCODE surface」よりもエロに没頭できる構造を持っていて、何よりその卑語とキャラの併せ方が良く、起動した回数は今年一番多かった。
こういう流れでもって、この先の汁ゲの伸びしろは卑語にかかっているという確信をオレは強くしたのだった。折りも折り、今年ソフ倫の規定が改正され、卑語の修正義務がなくなった。卑語だけではなく、近親相姦や獣姦等の表現規制も緩和され、ほとんど何でもありになってしまったのだ。これは10年もの間、強烈なソフ倫コードの下でプレイしてきたオレにとっては、天皇制がなくなったのも同然の出来事。今でも信じられない。インポにとって、この規制緩和はまさに天恵ともいうべき出来事だった訳だ。ところがっ!その直後、「ラブぽた」という卑語の限りを尽くした作品が出てしまい、いきなり卑語ゲーのポテンシャルをマックスまで叩き出してしまった。トホホ。この極めて直球のアプローチの前に、卑語ゲの未来も期待感がなくなってしまったような。ウググ。
もう全ては既視感のなか。何しろ、エロゲを始めて13年だ。しかし、毎年毎年インポやインポやと言いながら、毎年何か良作が出てきて、可能性がないと思っていたところに、ドーンと新しいものが出てくる。「DISCODE surface」のように一度はもう出てこないと思った作品が、何年ごしで登場したりする。おそらく、2005年も「何か」がオレのチンポを勃たせてくることであろう。プレイ本数は少なくなったが、そういうポジティブな気分になれる2004年であった。やめられる訳ないねぇ。2005年も少なくともシナリオ平井次郎+原画INOの「KISS400」は絶対大丈夫だろ!そして何より、2月に聖少女が降臨するしなっ。Empressの「CLEAVAGE」。これの出来が2005年全部を占うぞ!何しろ聖少女は数年に一度しか開かない秘仏なんだからさ。これがつまらなかったら、地の底まで落ち込むぜ! (でも、サンプル見てると汁なさそうなんだよなぁ・・・)