ファーストアルバム「MY TWENTIES」収録曲とコメント
Happy Birthday to You (アルバム バージョン) 作詞、作曲、編曲:太田 裕 (1991/4/6) 21歳にして3曲目のこの歌は、少しでも前の2曲より複雑な構成の歌を作ろう と必死になって取り組んだ歌です。後半さびの部分の旋律を少し変更し、アル バムバージョンとして収録しました。 この歌のモデルは、1番から順にA君、S君、E君です。今ではみんな遠く離れ てしまい、楽しかった思い出もはるか昔のことのようです。機会があれば、ギ ター片手にぜひモデルの前で歌ってみたいです。 インプラの詩 作詞:猪本慎一郎 作曲:太田 裕 編曲:馬渕 謙 (1992/9/6) この歌は会社に入って最初の年の半導体工場の三交代勤務の実習のときに作 りました。作詞はともに実習を体験した同期入社の猪本君の手によるものです が、主人公「俺」のモデルは僕です。 すきを見ては一時間も休憩を取って作業長にとがめられたり、正門の前を靴 のかかとを踏みながら歩いているところを守衛に呼び止められたものの、偶然 通りかかった作業長に丸く収めてもらったり、今となれば懐かしい思い出です。 僕の代表作としてこれまでに数十人もの人に歌ってあげました。 GO GO マリナーズ 作詞、作曲、編曲:太田 裕 (1995/4/28) 僕が所属する野球チーム「マリナーズ」の球団歌として作りました。誰から ともなく依頼されて作った気がしてはいますが、まだ正式にはチームメートに 発表していません。次回の恒例春の伊豆合宿でついに発表の予定です。 ラブソングは作れない 〜小倉の思い出〜 作詞:猪本慎一郎 作曲、編曲:太田 裕 (1995/11/3) この歌の作詞は「インプラの詩」の作詞者猪本君の手によるものです。「俺」 のモデルはてっきり彼自身だと思い込んでいたのですが、先日彼に確認したと ころ、「俺」のモデルはまたもや僕だそうです。 アボちゃんとガドちゃんがバイトしていた小倉下到津の喫茶店アボガドを、 もう一度訪問したいものです。 詞はずっと前にできあがっていたのですが、作曲が三年も遅れてしまったの は、この歌の歌詞ではありませんが、いくら考えてもちっともいい旋律が浮か んでこなかったからです。 俺はオオタだ '95 作詞:太田 裕 作曲:馬渕 謙 編曲:馬渕 謙、太田 裕 (1995/11/14) この歌は僕の自己紹介の歌です。作曲はハードロックが好きなドラマーの馬 渕君に依頼しました。曲調もハードロック調にしてもらいました。 間奏もなく、嵐のように過ぎ去っていく曲構成は、一応、効果をねらったも のです。 欲求不満 作詞、作曲、編曲:太田 裕 (1996/1/15) 「ホームアローン2」なんかクリスマスの時期にひとりで見に行くんじゃな かった、といった後悔を何度もするにもかかわらず、懲りずに次々と映画を見 に行く僕は、映画好きなのだろうか、などと思ったりします。 それにしても、映画の日に「あなたの寝てる間に」を見に行ったときは、こ のカップルの列は何だろうかと思いながらチケットを買ったあと、あそこに並 べと言われて、それまででなかったほどの後悔をしたものです。 俺達グルメマン 〜グルメツアーのテーマ〜 作詞、作曲、編曲:太田 裕 (1996/5/6) この歌は、友達とグルメツアーを組んで出かけたときに、制作を依頼されて 作ったものです。 実は、この歌の途中にはCからFへの転調と戻りが含まれています。小学生の ときは、音楽(特にソプラノリコーダー)が大っ嫌いだった僕にしては、すごい 進歩だ、と自分では満足してます。 チャーミングセールの夜 作詞、作曲、編曲:太田 裕 (1996/7/7) 舞台は横浜の元町と山下町を想定してみました。 話し言葉ではほとんど使ったことのない単語を使って作詞しましたが、何と か歌いきることができました。 Let's Karaocate 作詞、作曲、編曲:太田 裕 (1996/8/14) 人から誘われるだけでは物足りず、度重なる中止にもめげずにカラオケの企 画を続ける僕はカラオケが大好きです。 レパートリーが女性ばかりだという非難を受けながらも、森高千里に引き続 き、最近では平松愛理を中心とした選曲にこだわっています。次回は、「もう 笑うしかない」に初挑戦したいと思います。 君を忘れられなくて 作詞、作曲、編曲:太田 裕 (1996/10/22) 失恋の歌でも、福山君の「IT'S ONLY LOVE」のようなカッコいい歌をつくり たいなあとは思っているものの、なかなか難しいものです。同い年なのに。そ れは果たして恋愛経験の差なのだろうか、ということは考えずに、作曲の勉強 を頑張ってしていこうと思います。