妄想特急便第三号
特別、前回の(一年前:汗)妄想と変わってないのが哀しい。
一年以上前から延々と同じ妄想に囚われているんだねぇ、わたくし。泣けるね。
わたくし的にSMといへば何の知識も無いんですけれども、かと言ってSM的でないもの、というものも無いような気がする訳ですよ。
この世の中に。全てに始まりと終わりがあるように、夜のあとに朝がやってくるように、SとMで語れないことは無いとでも言いましょうか。
そんな中でも、耽美派、頽廃派を自称するわたくしですから、
何がオイシイと言ってもうさんざっぱら聞かされて飽き飽きした人もいるかと思いますが、寝ても覚めても、
鼻血
この一語に尽きます!!
普通、鼻血というと皆さん、余り"美しい"イメージが無いのかも知れませんが、わたくし的には最上の美であります。
そらぁ、ブーな男が鼻血出しても絵にゃなりませんがね。ベースは大事ですよ、ベースは。
SMの真髄とは精神的なものであるとわたくしは思っておりますから勿論精神の絆も大切には違いありません。
そんなことを言ったら、わたくしの書くモノなどは皆、広義でのSMになってしまいます。
鼻血の何処にそんなに心酔するのか?!
それはまさしく、
鼻血を出させるほどの暴力
と、
鼻血を流した顔、
この二つですな。
好ましいのは、
髪の根をひっ掴んで、壁に打ち付ける!!
顔面からですよ、勿論。
まぁ額が割れて、血糊が両の瞼の上を流れていくというのも、かなり素敵だと思いますが、矢張り鼻血には適わない。
オーソドックスに裏拳で殴る!というのも良いですな。
どっちにしろ、脳震盪を引き起こす程の強烈な一撃が欲しいです。
脳震盪ですよ、脳震盪!
脳震盪を起こしたこたぁ有りませんが、映画なんぞで想像してみるに、
その顔たるや、まさにエクスタシー!
まさにエロ!!
はっきり言って、クライマックスを迎える性的興奮の顔と、どう違うのかお聞きしたいほどです!!
頭髪は束になり額に落ちる!
薄らぐ意識を手繰り寄せてアナタを見つめる瞳は矢張り、
三白眼でなくてはなりません!!!!!
その瞳には今や、恐怖さえもなく、
ただひたすらに目の前に在る対象物であるアナタを見据えようと、知覚しようと、
不思議な強さで見返してくる。
時々、ふっと途切れる意識が頭部をグラつかせ、
半眼になる。
流れる涙も血も止まりません。
喘ぐように小さく開かれた唇の端から、
透明な液体が滴り、
今にもアナタに赦しを乞いそうな彼の唇、
今こそアナタの存在を認め、
アナタを受け入れようとする彼に、
アナタならばどんなご褒美を与えるでしょう?
無造作に項を掴んで引き寄せて、
最早、理性を手放した彼に対して、
深い深い口づけを贈ることが出来るのもアナタです・・・
しかし、鼻血の量ってのは賛否両論ですな(わたくしの中でも)
一筋か二筋っていうのもイイと思うんですが、
大量な鼻血ってぃうのも捨て難いですよ。
キレイな線を描いて流れるのじゃなしに、
鼻血にまみれる、というのもオツです。
その場合は鼻血だけじゃなく、涙と涎も必須です。
意識朦朧、顔はぐちゃぐちゃ。
その系列でいくと、息が出来ない状態というのも非常にエロだと思う訳です。
脳に酸素が行かない状態になると、なんやとんでもなく快感らしいですよ。
試したことはありませんが。
それで誤って死んでしまうっていうのもアリですな。
セックスにおける思考の飛び方と言いますか、
理性の手放し方というものは、
わたくしの想像の中では暴力によるショック状態と、
死と隣り合わせの息苦しさと、
非常に酷似していると思う訳です。
それでこその暴力、それでこその死。
現実がどうであれ、受け手の感覚一つでそれは、甘美でも有り得ると思う訳です。
反対に、セックスというものさえ受け取り方一つで暴力となんら変わるところ無し、と思う訳です。
前々から五月蝿く言ってますが、矢張り何と言っても、
裸電球
に
蛾
が集まっているような
深夜の公園の公衆便所
壁にはスプレーで様々な卑猥な落書きがしてあり、
薄汚れた床は小便や吐瀉物にまみれ、
個室の便器の中には、流されていない糞尿があってもよし、
または夥しい煙草の吸い殻が突っ込んであるのでもよし、
(でも洋式の方が良いかなあ)
その中で、
脱ぐものも脱がされぬままに、
レイプされて絞殺された死体、
なんてものは、わたくしの中での最高の耽美であり、エロであるように思う。
勿論、その死体の顔は何処とも分からぬ虚空を見つめている訳です。
涙と涎と鼻血にまみれつつ。
首には何がいいかなあ?
ネクタイでもいい。
もっとリアルな電気のコードなんかでもいい。
でも、どうせ絞殺された場合、色々な穴から色々なものを垂れ流すのだから、
便器に座ってる状態でもいい。
後ろにあるタンクに上体をもたせかけるようにして。
首はグラリと傾いていて。
その背後の壁に、絶妙な落書きがあったりしたら尚、良し。
例えばそうだなあ・・・
ウンコ野郎
如何?
どーせ、出すもん出ちゃってんだから。
汚いものは汚いまま、
醜いものは醜いまま、
それがわたくしの耽美の根本的定義であります。
マゾ考察としては全裸で四つん這いになった状態で肛門に、
白い百合の花
とか
孔雀の羽
とか差し込まれてるのも、相当、情けなくてイケると思うのですが。
問題は、そういうことをしたいと思うS様と出会えるかどうかですよね。
某所でも分身を使って色々と圧力をかけたりしたものの、
矢張りなんだかんだいって皆、ストレートなのだなあ。
第一、Mの方が金高いんですよ?
っていうことは、わたくしなんか重宝しまくりじゃないですか!!<SMクラブ
しかも相当の女王様にだってなってやる意気込みはあるし(爆)
SMは表裏一体です。
どっちかしか無いというのが、ノーマルなのかも知れませんね。
って、SM談義じゃなかったか。
とにかく鼻血妄想はご理解頂けなくとも、
わたくしの熱意は伝わってくれることを祈って、この辺りでシメたいと思います。
ビバ!鼻血ッ!!!!
99年12月22日 妄想一時終了
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