赤いシリーズを石立鉄男目的で見ていた人は、かなりマニアックと思われるが、私自身は、そこまで異常ではなかったようだ。しかしながら、この赤いシリーズの石立さんは、ギャグを抜かしたユニオン時代の演技と言うことで、それなりに石立節(なんというのか、あのややオーバー気味なしゃべりですが…)が聞けるので、是非再放送などがあったときはその石立節を堪能してもらいたい。
設定自体無理!?と思わせるところを忘れさせてくれる数々の感動シーンと雰囲気
赤い絆 昭和52年12月〜昭和53年6月(全28話) 脚本・・・佐々木守、長野 洋他
実の母が元赤線で働いていた女性と知り、家を出た娘・恵子。彼女を取り巻く複雑な人間関係がおりなすサスペンスドラマ。「ハマのお恵」と呼ばれていた流れ者(?)役の百恵ちゃんの演技も見ものだった。
渋谷恵子(山口百恵)
志摩信夫(国広富之)・・・恵子と恋に墜ち結婚
吉川志津子(左 幸子)・・・恵子の実の母親。現在は海運会社の社長婦人。
吉川総一郎(井川比佐志)・・・海運会社・吉川海運の社長。志津子と再婚した。
吉川真砂子(岡まゆみ)・・・総一郎と前妻との間にできた娘。信夫の元婚約者。
清川健夫(高橋昌也)・・・恵子の実の父親。現在は吉川海運のライバル会社・新日本海運の専務。
周囲の思惑から、恵子を自分の子供と知らぬまま養女にする。
志摩邦夫(鈴木瑞穂)・・・信夫の父親。政界入りをもくろんでおり、その為ならあくどいこともやってのける。
志摩登喜(真屋順子)・・・信夫の母親。元華族の出で、プライドが高く、グレた生活をしていた恵子を
嫌っている。
志摩由実子(夏 純子)・・・信夫の姉でファッションデザイナー。のち、野本とに恋仲になる。
野本真二(石橋正次)・・・元航海士で憎しみを抱いている清川の命を狙っている。
荻野克己(石立鉄男)・・・幼稚園の園長。恵子の良き相談相手。
赤い死線 昭和55年11月(前後編2回) 脚本・・・安本莞二 音楽・・・宇崎竜堂
百恵ちゃん引退の記念ドラマとして作られたもの。赤いシリーズの最終作でもある。ほとんどのかたが覚えていないのでは?と思い載せてみた。さすがに、私も記憶がない・・・。(^^;
プリマドンナを目指していた良子は、現実の世界に押しつぶされ、今はディスコダンサーとしてひっそりと暮らしていた。そんな彼女の前に表われた青年・明夫との関わりから、殺人事件が起きてしまう。逃亡しながら事件の真相を突き止めようとする二人の姿を描いたサスペンス。引退記念ということで、百恵ちゃんの大親友、アン・ルイスが出演している。
川波良子(山口百恵)
北村明夫(三浦友和)
中年の紳士(宇津井健)
刑事・鈴木(三國連太郎)
石立鉄男、高橋昌也、松村達雄、山本學、松原智恵子、前田吟、坂上二郎、ジョニー大倉、アン・ルイスなどが出演。
赤い死線 1980
山口 百恵、三浦 友和、宇津井 健、三国連太郎、石立 鉄男、松原智恵子、アン・ルイス、ジョニー大倉、坂上 二郎
前後編 山口百恵引退記念スペシャルドラマ TBS 増村 保造 安本 莞二 ウィリアム・アイリッシュ「暁の死線」 北海道からバレリーナになるため上京してきた良子(山口百恵)は、現実の厳しさに挫折し、今は、ディスコダンサー。店の前から見えるデジタル時計だけが、友達という孤独な良子が、殺人事件に巻き込まれた。ウィリアム・アイリッシュの小説「暁の死線」の翻案。
赤い死線 1983
山口 百恵、三浦 友和、宇津井 健、三国連太郎、アン・ルイス、ジョニー大倉、石立 鉄男、松原智恵子、坂上 二郎
1983 ザ・サスペンス 山口百恵3周年記念アンコール企画 TBS 増村 保造 安本 莞二 1980/11/07-14に放送されたドラマを再編集したもの。北海道からバレリーナになるため上京してきた良子(山口百恵)は、現実の厳しさに挫折し、今は、ディスコダンサー。店の前から見えるデジタル時計だけが、友達という孤独な良子が、殺人事件に巻き込まれた。
赤い激流 昭和52年6月〜11月(全26話) 脚本・・・安本莞二他
「赤い衝撃」に続く、シリーズ5作目。
水谷豊が劇中で弾いたショパンの「英雄のポロネーズ」が大ヒットしたことでも有名。
私も、楽譜を買い必死に練習した一人。(笑)
▼出演・・・宇津井健、水谷豊、竹下景子、石立鉄男、緒方拳、松尾嘉代
百恵ちゃんが特別出演した回もあった。(本当に顔見せ程度だったらしい)
赤い激突 昭和53年6月〜12月(全26話) 脚本・・・安本莞二他
「赤い絆」に続く、シリーズ7作目。
バレエ一家を舞台としたドラマ。宇津井健がバレエを踊る姿を初めて見た時、今までの刑事、医師などのイメージとのギャップがあまりにも大きくて唖然としたのを覚えている。(笑)松尾嘉代の大映らしい大げさな演技も見ものだった。
▼出演・・・宇津井健、松尾嘉代、赤木春恵、国広富之、坂口良子、秋野暢子、森下愛子
赤い嵐 昭和54年11月〜55年3月(全18話) 脚本・・・安本莞二他
シリーズ8作目。
柴田恭兵、能瀬慶子主演。二人の言う「しのぶちゃん!」「まことさん!」は流行語にもなった。
「しのぶちゃん」「まことさん。ここは、どこ私は,誰ーーーーー」あぁぁ、背中に虫がはいずり回る異常な演技の数々
▼出演・・・柴田恭兵、能瀬慶子、松村達雄、淡島千景、緒方拳、大石吾郎、榊原るみ、石立鉄男、宇津井健
赤い魂 昭和55年4月〜9月(全25話) 脚本・・・岡本克己、佐々木守他シリーズ9作目。
広岡 瞬、浜田朱里主演。腎臓を患った少女が腎臓移植することになったことにより、彼女の出生の秘密があかされるという赤いシリーズらしい話のドラマ。
▼出演・・・広岡 瞬、浜田朱里、杉浦直樹、司 葉子、石立鉄男、大木 実、峰岸 徹、柏木由紀子、熊谷真実
赤い魂 1980
杉浦 直樹、司 葉子、広岡 瞬、浜田 朱里、大木 実、熊谷 真実、石立 鉄男、柏木由紀子
腎臓移植の権威から手術を受けた娘。しかし彼は手術の過程で彼女の出生の秘密を知る。