女子高生の高木飛鳥(岡崎友紀)は教師の哲也(石立鉄男)と結婚した。そしてふたりが結婚していることを隠しとおすことを条件に哲也の高校へ飛鳥が転校してくる。そのために次々と巻き起こるコミカルな事件の数々を誇張的に描き大ヒットしたドラマ。
1970 岡崎 友紀、石立 鉄男、北林 谷栄、松坂 慶子、冨士真奈美、うつみみどり(うつみ宮土理)、ピーター・みのわ、高野 浩幸、梅沢 正康、寺尾 聰、横山 道代、森川 信、塩沢 とき、秋山 ゆり
1970年9月〜'71年9月まで放送(TBS系列)
高校教師の石立鉄男と結婚した教え子の岡崎友紀。校長の命令で、ふたりが夫婦であることをひた隠しにしているために、様々なトラブルに巻き込まれるという話。うつみ宮土里、富士真奈美、寺尾聰という脇役陣が盛り上げる
木村三四子原作、「週間マーガレット」に連載されていた漫画のドラマ化。
制作は、大映テレビ。病気の祖母に花嫁姿を見せる為、父親同士が決めた相手と結婚する飛鳥(18歳)と哲也。しかし、哲也が、飛鳥の転校先の教師だったから大変なことになる。
二人は結婚している事を隠し、(学園長による命令で)学園生活、新婚生活を送るはめになる。学校では友人達、家ではお隣さんが絡み、毎回騒動を巻き起こす。
高木飛鳥(岡崎友紀)哲也の妻であり、北辰学園に通う高校三年生、18歳。学園ではもてもての飛鳥。しかしそれ以上にもてもての哲也にいつもやきもきしている。激しい性格を見せる一方、学生と主婦を両立させようとする頑張り屋でもある。
高木哲也(石立鉄男)
飛鳥の夫であり、北辰学園の歴史教師。とにかく女性にもてる。哲也の行くところ、女生徒、女教師が群がっている。特に哲也に積極的だった「飛び出せ青春」にも出ていた女優の厚化粧が忘れられません。
大山学園長(森川 信)
唯一二人が夫婦であることを知っている人物。森川さんは「男はつらいよ」シリーズの初代おいちゃん役のひとです。「いいですか?いいですね。」このせりふが忘れられない。
渋沢先生(富士真奈美)
北辰学園の英語教師、哲也をしつこく追い回すオールドミス。
海沼先生(寺尾聰)
北辰学園の生物の教師
飛鳥の担任であり、飛鳥の所属するテニス部の顧問。飛鳥に密かに思いを寄せている。最終回では、なんと、渋沢先生と結ばれる。なんとなくフィンガーファイブのまさおに似ていたようなぁ。
おくさま18歳は、当時人気絶頂にあった岡崎友紀を主演に、相手役には若手の中でも期待を集めていた石立鉄男が爽やかな演技を披露してくれた。このドラマはもともと漫画を題材にしたものであり、当時は『サインはV』など、漫画を原作にしたものが、大ヒットをしていた。週刊マーガレットに昭和44年8月から連載されており、その一年後という比較的早いドラマ化だったこともあり、話題性たっぷりであったことは言うまでもない。 『高校聖夫婦』の原点とも言えるこの作品は教師と生徒が夫婦で、しかもその二人が同じ学校で、教える立場と教わる立場というなんともハラハラする設定に、視聴者はその虜になった。いくら夫婦といえども、学校の中では他人のふりをしなくてはならない。しかしそこは若い二人、知らぬ問にいつもの口調で話したり今晩の夕食は何にする?なんて会話を聞かれたらさぁ大変。慌ててその場を取り繕ったりする滑稽さが視聴者には大変受けた。しかし何よりもこのドラマはメルヘンが第一である。当時 『ハレンチ学園』などの出現により、ドラマの世界にも性の問題が浸透してくるが、この作品にはそういったジメジメとしたものはー切なく、カラッとした明るさが画面いっぱいに溢れていた。その点は少女マンガらしいところで、あくまでも夢を壊さず、見るものの期待を裏切ることはなかった。ハンサムな学校の先生との結婚。女の子なら誰しも一度は夢見るそんなメルヘンの世界。ドラマはテレビという虚像の世界の中で、実像との倒錯の世界を味わってもらい、女の子への夢を大きく育ててくれた。そういった点では岡崎友紀と石立鉄男のコンビはやはり最高の顔合わせといえる。当時の子供たちに与えた夢はきっと今日でも色あせることは無いであろう。馬車にゆられて教会を出ていく新婚のふたり、そして、岡崎友紀の紺の制服の青さは今でも鮮明に我々の記憶の中で脈々と生き続けている、やはり名作ドラマである。脚本は天下御免お荷物小荷物の佐々木守、監督は『ザ・ガードマン』映画「ガメラ」シリーズの湯浅憲明が担当している。(篠さん情報より引用)
18歳シリーズ「なんたって18歳」('71年)
お父さんの経営する観光会社のバスガイドになった青木まどかが活躍する。バスガイド役で浜田光男、松坂慶子と共演
「ママはライバル」('72年)
国際線パイロットのお父さんが、クラスメイトの高校生と結婚したことから起こる騒動を描く。パイロットの父親・高橋悦史が娘・岡崎の同級生と結婚する。役名 早乙女ツバサ
「ラブラブ・ライバル」
当時、いじめ役には定評のあった富士真奈美、ハチャメチャな性格をやらせたらぴか一のうつみ宮土理など。「くやしいわ、くやしいわ、なんだか、とってもくやしいわ。」やけに印象的なせりふです。
■M.Nishida 投稿日:98年8月21日<金>18時48分
9.25にLDで”おくさまは18歳”が発売されます。
スーパー・プレミアム・コレクション 1970年度作品
おくさまは18歳
9.25発売 税抜き ¥6,000.−
DALP−0226 <TVラブコメディ>
旦那様は担任の先生、だから二人が結婚しているのは絶対に秘密…。
岡崎友紀のキュートな高校生妻ぶりが人気を呼んだたのしさバッグンの学園ラブコメディ!
■収録話:第1話「結婚したこと秘密なの!」/第2話「シットしちゃおう燃えちゃおう」/第3話「おとなってなアに」/第4話「押しかけ女房が来−ちゃった」
■原作:木村三四子■監督:湯浅憲明/枝川博■出演:岡崎友紀/石立鉄男/富士真奈美/寺尾聡
ほか
●岡崎友紀ナレーションによる予告編集(最終回分を含む)を特別し収録(予定)●チャプター付き(発売元:大映)
以上 本日届いた New Disc FLASH10より転記
後日にはビデオが発売されレンタルビデオに並ぶ可能性も有るでしょう(こうなったら乗りかかった船、私は明日早速予約してきます)
この勢いで、ユニオン作品も発売されないでしょうかね、以上報告まで。
第2集も発表されていた。
■「おくさまは18歳 第2集」(1枚組/4話収録)
DALP-0232 税抜¥6,000(4話収録,1970-71年・丁∨,カラー)
原作:木村三照子 監督:湯浅憲明(ガメラシリーズ)、脚本:佐々木守(ウルトラマン、ウルトラセブン、怪奇大作戦)、音楽 &主題歌作曲:萩原哲晶(クレージーキャッツ映画ほか)、主題歌作詞&歌:岡崎友紀 出演:岡崎友紀く高木飛鳥)、石立鉄男(高木哲也)、富士真奈美(いじわる女教師)、寺尾聡(海沼先生)、森川信(園長)
・高絞生妻の旦那さまは、同じ学校の先生。だから、ふたりが結婚しているのは絶対秘密‥.。S45年に放映され、おさな妻役・ 岡崎友紀のキュートなコメディエンヌぶりが全国のおませな少年少女をドキドキ・ワクワクさせた、大ヒット学園ラブコメディ。 楽しさバッグン、音楽やファッションなど70年代フレーバーもたっぷり。「続きが見たい!」のご熱望に応えて、あの飛鳥、哲也が
再登場。キュートで楽しい4エピソードを厳選して収録。
●LDだけの特典:岡崎友紀ナレーションによる楽しい予告篇集を特別収録!
伝説のアイドル・岡崎友紀が石立“薫・右京・十一・忍”鉄男と共演した「おくさまは18才」。30代後半だと岡崎友紀あたりをアイドルとした人はけっこういそう。(ちなみに私は非アイドル人間で、カッコ良かったり、どろくさかったりするタイプが好きでしたが…)このシリーズってよくみると大映が同時期に関根(高橋)恵子で作った「おさな妻」との比較も考えられる。TVっぽくコミカルにしたような感じが「おくさまは18才」なんて、てきとうな感覚で見ると楽しいかも…
岡崎友紀さんの簡単なプロフィールを追加しておきます。 本名 岩倉友紀子(昭和61年〜) 旧姓 岡崎友紀子 生年月日 昭和28年7月31日生 出生地 東京神田 血液型AB 学歴 日本大学芸術学部映画学科中退