試走関連

その2

試走と本走の差が激しい人?そんな人達です。今回はランキングするのではなく、あまりに多い人を特集しておきます。1998年の方では、中間発表ぐらいでランキングしていきます。今回は、本走と試走の差が0.11以上の回数が飛び抜けて多い人を特集します。

 試走から本走を考えるときに、日頃、本走と試走の差が低い傾向にある人と高い傾向にある人では、本走への予想が違ってきます。全員が同じ割合で試走と本走の差があるわけではありません。今回は、試走より0.11以上多くかかっている傾向にある人に着目します。(※いろいろ受け取れる内容なんですよね。たくさん抜かれる選手はやはりタイムが多くかかるだろうし、ハンデや相手関係もあるのでしょうしねぇ。しかも7〜8着選手は、本気で走らなくなることも考えられるのですよねぇ。)

 下記の4名の選手は、著しく多かったので、ピックアップします。

 まずは、高田選手、船橋所属の選手の平均回数が4から5回であることを考えるとずば抜けて多い選手です。しかも連がらみしないこと、この上ない。何レースに走ったかの情報を今回は付け加えるのを忘れてしまったが、高田選手が後半のレースをそうたくさん走っていないことから、考えてもかなりの確率で試走を裏切って、はしりまわっているだろう。今年(1998)は是非このようなことのないようにしてもらいたいものですね。

着順 車番 車名 選手名 ハンデ 本走 試走 タイム差
2 3 ジュノ 高田克 30 3.56 3.35 0.21
7 5 ジュノ 高田克 10 3.49 3.34 G1 0.15
6 3 ジュノ 高田克 20 3.48 3.34 G1 0.14
7 3 ジュノ 高田克 30 3.51 3.38 0.13
7 1 ジュノ 高田克 30 3.48 3.35 0.13
4 2 ジュノ 高田克 30 3.46 3.33 0.13
5 5 ジュノ 高田克 30 3.46 3.33 0.13
7 3 ジュノ 高田克 20 3.46 3.33 0.13
4 3 ジュノ 高田克 10 3.49 3.37 G1 0.12
3 5 プレアデス 高田克 30 3.44 3.32 0.12
7 5 プレアデス 高田克 10 3.47 3.36 0.11
7 5 ジュノ 高田克 10 3.48 3.37 0.11

さて、次に取り上げるのは、田中雅選手である。田中選手も独走力があるイメージがあるのだが結局そういうときは、タイムが詰まっている(本走と試走の差)のでしょう。今回の調査時期には全く走っていないようです。

着順 車番 車名 選手名 ハンデ 本走 試走 タイム差
6 8 M・キャリー 田中雅 0 3.50 3.34 G1 0.16
6 7 Mクラッシック 田中雅 10 3.48 3.32 0.16
7 8 M・キャリー 田中雅 0 3.48 3.34 G1 0.14
5 4 Mクラッシック 田中雅 20 3.47 3.33 0.14
8 8 M・キャリー 田中雅 20 3.48 3.36 0.12
7 6 Mクラッシック 田中雅 0 3.48 3.36 0.12
7 8 Mクラッシック 田中雅 20 3.47 3.35 0.12
1 6 Mクラッシック 田中雅 20 3.46 3.34 0.12
6 8 M・キャリー 田中雅 0 3.49 3.38 G1 0.11
6 8 M・キャリー 田中雅 0 3.47 3.36 G1 0.11
2 5 Mクラッシック 田中雅 10 3.45 3.34 0.11
8 8 M・キャリー 田中雅 0 3.48 3.37 G1 0.11

白次義選手は、岩田選手の弟子である。デビュー当初はともかく最近は不調にあえいでいる。ごらんの通り連がらみはない。不調なのだろう。試走出しても、信じにくい選手になってしまっていまっている。

着順 車番 車名 選手名 ハンデ 本走 試走 タイム差
5 2 M・フジコ 白次義 30 3.48 3.32 0.16
5 6 M・フジコ 白次義 10 3.47 3.32 0.15
4 8 M・フジコ 白次義 10 3.44 3.29 0.15
8 1 M・フジコ 白次義 10 3.50 3.36 G1 0.14
8 7 M・フジコ 白次義 20 3.46 3.32 0.14
7 1 M・フジコ 白次義 30 3.47 3.34 0.13
7 1 M・フジコ 白次義 10 3.48 3.35 G1 0.13
6 6 M・フジコ 白次義 10 3.46 3.33 0.13
7 2 M・フジコ 白次義 10 3.48 3.36 G1 0.12
7 3 M・フジコ 白次義 20 3.47 3.35 0.12
5 4 M・フジコ 白次義 10 3.47 3.35 G1 0.12
5 1 M・フジコ 白次義 30 3.47 3.35 0.12
5 7 M・フジコ 白次義 10 3.46 3.34 G1 0.12
6 3 M・フジコ 白次義 30 3.46 3.34 0.12
8 1 M・フジコ 白次義 30 3.47 3.36 0.11

最後に和久田選手を取り上げる。古豪の和久田選手も飛び出せる位置にいると、独走してうるさいイメージがある。しかし、これほど連がらみをしてこないというか、試走まぁまぁも、タイムあがらずタイプなんですね。

着順 車番 車名 選手 ハンデ 本走 試走 タイム差
4 3 ハイエスト 和久田 40 3.48 3.32 0.16
8 2 ハイエスト 和久田 20 3.48 3.34 G1 0.14
6 5 ハイエスト 和久田 10 3.46 3.33 0.13
8 6 ハイエスト 和久田 0 3.49 3.37 SG 0.12
4 2 ハイエスト 和久田 20 3.46 3.34 G1 0.12
7 2 ハイエスト 和久田 20 3.47 3.36 G1 0.11
2 3 ハイエスト 和久田 80 3.45 3.34 0.11
6 2 ハイエスト 和久田 20 3.45 3.34 G1 0.11
7 2 ハイエスト 和久田 40 3.46 3.35 0.11
7 2 ハイエスト 和久田 10 3.44 3.33 0.11
4 2 ハイエスト 和久田 20 3.44 3.33 0.11
8 6 ハイエスト 和久田 0 3.44 3.33 SG 0.11

 この本走と試走の差に注目して、調べていくと、いろいろなことがわかってきている。また、上記選手以外にも多い選手は、今回書ききれないがわりといました。また試走と本走の差が少ないタイプの選手で今回の調べでも上位にでてくる、大荒れ型の選手も発見されているので、これもしばらくは、研究対象です。

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