ユニオン時代の効果音や気になる音楽

ユニオン時代の効果音でとにかく、好きだったのが下記の1曲である。これは、あるユニオン番組の1シーンで使われていた。その後、それ以前でも1回しか使われていないようである。当時、ポップス(ビートルズ、バカラック、カーペンターズなど)とロック全般(ツェッペリン・パープル・ベック・クラプトン・クリムゾン・EL&Pなど)程度の興味だった私(歌謡曲・フォーク系サウンドに興味はなかった)を、大野雄二をきっかけにジャズ路線(当時の大野雄二は、テレビ系のサウンドより、歌伴などジャズピアニスト色が濃かった)へ歩ませた作品。ピアノでなくギターなのが印象的だった。

雑居時代の効果音1 本当に影響を与えられたジャズギター系の音と「おにいちゃん…」

 

次の効果音は、気になる嫁さんのバックに流れていた音楽です。ここではユニオン時代全般にも各作品に1曲は流れていたタイプのほのぼのとした幸せや喜びを表す音です。気になる嫁さんはWETな場面が多い…その中できけたほのぼのとしたソプラノサックスだと思うけど、この旋律は、いつ聞いててもいい…

気になる嫁さんの効果音1 今聞いてても渡辺貞夫のパストラルを聴くような思いがする。ほぼ出演者全員の声とクローズサウンド

 

実に、なつかしい 夏代の偽の結婚計画なのだが、二人は本当の気持ちをしゃべり合いラブシーン(この言葉、死語じゃないの?)に至る

雑居時代の効果音2 愛のテーマともいえる、雑居時代全編に流れる曲

 

夏代の嘘で、逆上して飲んだくれていた十一のスタジオに、夏代が来た。夏代は素直な気持ちで十一に会いに来た。夏代は十一の本当の気持ちを確かめたかった。十一は、夏代の本当の気持ちを理解したのだと思う

雑居時代の効果音3 愛のテーマ2ともいえる、雑居時代でも比較的多く流れる曲

 

実は、このシーンで雑居時代を忘れなくなり、永遠になってしまった。中学生の頃に聞き、高校生でも大学生でも社会人になっても耳や目に焼き付いたシーンの音楽や場面だった。そんなことって人生にそうないので、永遠のシーンになった。
結婚することになった十一と夏代だが、父が心配な夏代は父達と雑居して暮らしたい、十一は結婚するのだから別居して暮らしたい…二人はもめていた。稲葉先生を迎えに行くことになり、羽田空港あたりでのシーン…互いに歩み寄ったシーンは、これが愛なのだろうと思った。自分だけの都合や打算、そんなことが恥ずかしくなるシーンだ。花を摘む夏代の姿、十一の腕を引っ張り教会へ走り込む二人

雑居時代の効果音4 哀しいメロディーだが、幸せを感じられるメロディーでもあるように思う

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