この香港旅行記は返還前の香港に行ってみたくなりある旅行社のツアーに参加した時のものです。
旅行日程 1996年12月20日〜23日
香港旅行記特別編 ある愛?の物語
ミックスがMOさんの交渉待ちで時計屋の前で待っていると、その物語は始まった。
おねーちゃんは
本当に奇麗で
「おおっ!」って思う感じなのだが一緒の男とはどー見ても 不釣り合いだ。
ショーウインドーを見ながら何やらおねーちゃんは時計をねだっているみたいだ。
おねーちゃんはにこやかな顔をしているが、男の表情に笑みはなくじっとショーウインドー に向けられたままだ。何かに耐えているそんな気配すら感じる。
おねーちゃんの顔が笑い顔からだんだん険しくなっていく。 そして
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最後には男に罵声を浴びせ去っていった。男は別方向に去った。
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俺は現地ガイドの呉さんの言っていた事を思い出した。
香港では綺麗な女性は超もてはやされるらしい。っで男は女性の希望をかなえてあげる ってのが常識らしい。それはその女性のみならず、その家族にもおよぶらしいのだ。 自分の子供が奇麗な女性だったらすっごい宝な訳だ。
「香港の男は大変なんです。」だってさ。俺の目の前で正にそれが起こった訳だ。
男は希望をかなえられず、おねーちゃんは去っていった・・・。
俺は日本人に生まれて良かった、かな?