Sorry! This Page Written in JAPANESE



この香港旅行記は返還前の香港に行ってみたくなりある旅行社のツアーに参加した時のものです。

旅行日程 1996年12月20日〜23日

第2話:疑惑の香港

第2日目
部屋からの朝の景色 香港島の湾仔(ワンチャイ)と金鐘(アドミラリティ)地区で金色の塔はCentralPlazaで 東洋No.1の高さ。写真中央の海沿いのホールは返還の式典用で建築中だ。

朝が来た。部屋からの朝の景色も最高だった。外は昨日の夜の喧騒は嘘のように 静かだ。欧米人が海岸線をジョギングしている。朝食を済ませロビーへ行くと 呉さんが来た。確か今日は俺達2人だけだったよな。まぁいいか。 しかし、バスに乗り込むと4人組の女性が居た。彼女達は午後便で来たらしい。 老人ホームでケア・ワーカーをやっている人達だ。午後便は真夜中にホテルに 着いたらしい。その頃は既に町中の電飾は消えていたようだ。 これで多少今日のツアーも楽しくなってくるな。

今日はツアーの市内観光である。買い物がメインだ。順を追って記載してみよう。

@アウトレット(シルク専門店)
とあるビルの一角にあるらしいアウトレットの店と言うがシルク専門店なる所であった。 うさんくさい感じだ。いいデザインの物は無かった。後ろにMOさんが居ると思って 「ろくな物が無い」って言って後ろを見たら店員だった。どーやら1人1人ついて 回っているらしい。気まずい感じと居てもしょうがないのでそそくさと店を出る。 人のいいMOさんは色々勧められて買い込んでいた。こんなダサい(死語?) 物買ってどーすんだ?
どーやらこれが現地ツアーのお店とのタイアップみたいだ。売れた分のマージンをガイド はもらうのであろう。

Aジャッキーチェンのお店かジャッキーチェンの革製品の買える店
ここはブランド品の店だった。高そうな雰囲気の店でとてもまけてくれる様には見えない。 妹に頼まれていたカルチェのリュックタイプのバックを発見。ここで買う気はなかったが 見ていると店員が来た。値引きを渋っていたが交渉していくと4900H$から4105H$(約61000円) になった。「まけないなら成田の免税店で次来る奴に買ってもらう。」って事が 効いたのか目標購入金額の60000円にほぼなったので買うこととする。 日本での定価は100000円らしいからまずまずの成果と言えるかも。
ここでの購入により赤いカルチェの紙袋を下げる事になった。一気に欧米人観光客気取り (注:ミックスは金持ち日本人的格好ではなく小綺麗なバックパッカー風が狙い) から日本人観光客になってしまった。

Bパシフィックプレイス
香港島に移動、金鐘地区にあるでかいモールだ。見ているだけでも楽しい。しかも、 今はクリスマスセールほとんどのお店が20%〜30%引きだ。俺はある店に入って 飾ってあるネクタイを買った。更なる値引きを交渉したがダメだった。
 後日談:東京で同じブランドのネクタイを発見したのだけど、すっごく高かった。 感触的には半額に近いイメージだ。いい物買って来たんだな。

C昼食(飲茶)
昼飯は九龍半島に戻って飲茶。呉さんは「ゆっくり食べて下さい。」って言うけど 実は時間は無くって45分位だとも言う。ここの飲茶あまり美味しいとは言えない。 何より店に活気がない。いかにも日本人ツアー用だけって感じだ。地元の客なんて 見かけない。俺の飲茶の店のイメージは混みあった店内に湯気モアモアのワゴンで 点心物が運ばれてくる、客の店も活気に溢れているって奴だ。仕事で台湾に行った 時に入ったお店は正にそんなイメージだった。ここは欠けらもないや。 それでもフカヒレ入りスープ餃子とマンゴープリンは良かったかな。

この後免税店に向かい、市内観光は終わり解散となった。

免税店はホテルの直ぐ近くだったので俺は一度ホテルに戻りカルチェの紙袋を置いて 免税店のMOさんと合流。隣のビルの小さい雑貨屋を見るとスウォッチが。 おばさんと値段交渉開始。「490H$でまけない。」と言う。「じゃあ帰る。」 の言葉にちょっと下がる。買う気になれないのでまじで帰りだすとおばさんは 呼び止めて何と390H$になった。買い物って楽しいね。こう言うのが香港での 買い物の楽しさなのかもしれないな。

夕方アバディーンの水上レストランでの食事に向かった。午前便に居たおじさん達や 昼のツアーで一緒の女性達もいる。水上レストランはまだ明るいため電飾が灯ってい なかった。中に入ると日本人ばっかり。え?ビールは一番搾りの缶??。食い物は いまいちな感じだ。何より嫌なのが喰ってる隣で汚らしく片づけ、即次の準備って 事だ。お茶のお代わりはお湯だけ。出がらしのお茶かよ。あ〜あ、悪評は聞いてた けどこれほどひどいとはね。正面には皇帝衣装的な奴を着て写真を撮る祭壇らしき 物があって他のツアーの日本人客はそこで有料の写真を撮っていた。何かうんざり してきたな。ゆっくりなんてしてられねーのかよ。帰り、暗くなっていて電飾は 綺麗だ。ここの価値はこれだけだな。ここはやはり見に来るだけがいいのかも。
アバディーンの夜景 いいのはこの見た目だけ・・・

この後はビクトリアピークの夜景を見に行くが、頂上は曇っていると言う事で 途中からの眺めとなった。 さすが百万$の夜景と言われる事は ある綺麗な夜景だ。少し曇っている けど綺麗だ。残念なのはこの綺麗な夜景の写真が 失敗しているって事でした。3脚を使え ば良かった。

ホテルに戻った後俺達2人は海岸沿いの遊歩道を歩いてみた。 対岸の香港島のビルや九龍半島側のビルの電飾はクリスマスの装飾で綺麗だ。

尖沙咀の電光 やはり電光の看板と言えば香港だ

香港島の夜景 対岸も綺麗であったのだ

クロックタワーとかペニンシェラホテルもライトアップされている。 夜景を十分に堪能した後コンビニで青島ビールとポテチを購入。事前に ロイヤルガーデンホテルの1階のお店で買ったラズベリータルトと一緒に ホテルの部屋で堪能した。外は相変わらず沢山の人出だ。

次回予告
明日は自由行動日!わくわくするぜ。

第3話:Be Freeに続く

第1話:旅立ちに戻る
Topページに戻る


Copyright (c)1998 by MASAAKI UMEZAWA
This page hosted by Get your own Free Home Page
1