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[タイトル]

第7話:ロッジの夜は楽しい

グレイドハウスにて・・・

1996年1月15日ツアー3日目
PM7:45から親睦会が行われた。先ずは国毎に前に出て自己紹介と歌を歌う。 アメリカ:6人、カナダ:2人、イギリス:4人、オーストラリア:2人、 NZ:3人、日本:31人の計48人だ。日本のツアーが3組、私の参加のツアーは14人だ。 各々の自己紹介後、歌はロバートさんの提案で、幸せなら手を叩こう(このタイトルでいいんだっけ?)を歌う。 全員の自己紹介が終わると、親睦のゲームをやる事となった。
クリントンリバーゲームと言うゲームで日本人が多いので、日本人対他国の人と言う事になった。 各4人ずつでやるのだが、なんと、私がその1人になってしまう。
うぬぬ・・・周りが「やるのはこいつだ!」的になったので仕方あるまい・・・。
やるゲームはテーブルの対面で、ボールを吹きあうと言う物だが、 宿のおやじが説明する際はソフトボール大の重そうなボールを持っていた。

おいおい、そりゃ無理だろっ!

いざゲームを始める時「これで、」とピンポン玉を出した。


結果は・・・健闘空しく日本人の負けでした(ToT)


参加者の年齢層は高くて、男性は私が最小年だった。女性は北海道からのツアーで 家族参加している娘が居て、多分高校生であろう。最年長も日本人で70歳になる 男性がいた。

親睦会が終わると、明日の説明が始まった。明日は宿の前のクリントンリバーに沿って北上する。 このクリントンリバーはテ・アナゥ湖に流れ込んでいるので、川を逆登る形になる。 後は、昼飯を喰う小屋等の説明があった。 説明はもちろん英語でやっているのだが、ロバートさんが彼のツアーの人達用に訳してくれている。 私のツアーは添乗員が居ないので、大助かりである。 まあ、説明時にはトラックオフィスのレイコさんの作ったガイドペーパーが配られるので、 大体は問題なく出来るが、細かい点で不自由があるのだ。

説明が終わった。消灯時間まであまり時間がない。消灯時間はPM10時。 部屋に戻り寝床の準備をする。シーツはトラベロッジでの説明の時に渡されていて、 YHで使う奴と同じ封筒型の物だ。私はこのタイプのシーツは嫌いだ! 足先が熱いし、身動き取りにくい。ちぇっ、これを3日間も使うのか。 歯磨き後、ロバートさんと話をしながら、書き物していると、電気が消えた。 消灯時間か。まだ外は少し明るい。星が見たいので、ベッドに入りながら暗くなるのを待つ。

11時過ぎ、暗くなった様だ。マグライトを持って外に行く。 曇っているらしく星が見えない。今日も南十字星はダメか。 ベッドに戻ると、ロバートさんが星見えましたか?と聞く。 起こしてしまったようだ。
私も寝よう。でも寝れるかなぁ


第8話に続く・・・

次回予告
トレッキング2日目。いよいよ長丁場に突入!
どんな雄大な景色が待っているのだろう

第8話:いい天気♪

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