鍵盤交換 - キーの仮想的入れ替え
「鍵盤交換」は キーの仮想的入れ替えを行う拡張機能です。これは主に Treo600のキーボードに日本語版デバイスにあったボタンを割り当てる事が目的で作成されましたが、他のデバイスでもちょっとした改善に利用できます。
対応デバイスは PalmOS Garnetのデバイスです。Cobaltはサポートしません。
ここから downloadできます。
上記のリンクよりダウンロードしたファイル KeyReplace11.zipを展開して、KeyReplace.prcを Palmデバイスにインストールする。日本語デバイスでは、KeyReplace_jpJP.prcを追加インストールするとメッセージを日本語にすることが出来ます。
普通に Launcherより「鍵盤交換」を削除してください。
交換する鍵盤の情報(Chr, keyCode, modifiers)と交換後の鍵盤情報を登録して「有効」ボタンをタップします。
鍵盤情報は chr, keyCode, modifiersという3つの 16bitの値からなります。この鍵盤情報を登録するには、左下の「追加」ボタンをタップして入力します。鍵盤情報のサンプルとして以下のものを参考にしてください。
「シフト」 + 「スペース」を 「日本語/英語」シルクボタンに割り当てる場合
交換前 chr | 交換前 keyCode | 交換前 modifiers | 交換後 chr | 交換後 keyCode | 交換後 modifiers |
0009 | 0020 | 0801 | 011B | 0000 | 0008 |
0009 | 0020 | 0881 | 011B | 0000 | 0008 |
「シフト」 + 「ホーム」を 「シフト」 + 「右矢印」(ATOKの選択を広げる)に割り当てる場合
交換前 chr | 交換前 keyCode | 交換前 modifiers | 交換後 chr | 交換後 keyCode | 交換後 modifiers |
0108 | 0108 | 0809 | 001D | 0000 | 0001 |
0108 | 0108 | 0889 | 001D | 0000 | 0001 |
「シフト」 + 「Alt」を 「シフト」 + 「左矢印」(ATOKの選択を狭める)に割り当てる場合
交換前 chr | 交換前 keyCode | 交換前 modifiers | 交換後 chr | 交換後 keyCode | 交換後 modifiers |
1609 | 1609 | 0809 | 001C | 0000 | 0001 |
1609 | 1609 | 0889 | 001C | 0000 | 0001 |
「シフト」 + 「メニュー」を 「Command Menu Bar」ショートカットキーに割り当てる場合
交換前 chr | 交換前 keyCode | 交換前 modifiers | 交換後 chr | 交換後 keyCode | 交換後 modifiers |
160D | 0105 | 0029 | 0106 | 0000 | 0008 |
160D | 0105 | 0809 | 0106 | 0000 | 0008 |
160D | 0105 | 0829 | 0106 | 0000 | 0008 |
160D | 0105 | 08A9 | 0106 | 0000 | 0008 |
また、Treo600以外のシルクエリアのある英語版デバイスでは、
「ABC」シルクボタンを 「日本語/英語」シルクボタンに割り当てる場合
交換前 chr | 交換前 keyCode | 交換前 modifiers | 交換後 chr | 交換後 keyCode | 交換後 modifiers |
0110 | 011B |
keyCode, modifiersには何も入れないと、交換前の場合には全ての値にマッチし、交換後の場合には何も変更せず交換前の値をそのまま利用することになります。
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