・金持ちはお金のためには働かない
中流以下の人間はお金のために働く
金持ちは自分のためにお金を働かせる(P57)
学校はお金のために働く方法を学ぶところ(P57)
金持ちがお金を持っているのは、欲望のためではなくて恐怖のためだ。(P70)
・お金の流れの読み方を学ぶ
お金があればすべての問題が解決すると思っている人は、これから先、苦労するだろう。
問題を解決し金を生むのは頭脳だ。
ファイナンシャル・インテリジェンス(お金に関する知性)の乏しい人が持っているお金はすぐになくなる。(P89)
金持ちになりたければ、お金について勉強しなければならない(P90)
「ファイナンシャル・リテラシー(お金に関する読み書きの能力)」(P90)
金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む(P92)
資産は私のポケットにお金を入れてくれる
負債は私のポケットからお金をとっていく(P96)
お金の流れ:図解
「ファイナンシャル・アティテュード(お金に対する姿勢)」
「どうやってお金を稼ぐか」ではなく、「お金をどう使うか」、つまり「お金を稼いだあとどうするか」(P101)
豊かさへの「夢」が「悪夢」に変わるとき(P101):図解
持ち家は資産でも投資でもなく「負債」(P109):図解
金持ちはこうやってどんどん金持ちになる(P112):図解
だれのために働いているのか(P117):図解
「裕福度」はこうやって測る(P116)
富とは「資産欄からのキャッシュフロー」と「支出欄からの支出」を比較する
富を築くための第一歩(P119)
金持ちは資産を買う
貧乏人の家計は支出ばかり
中流の人は資産と思って負債を買う
・自分のビジネスを持つ
マクドナルドのビジネスはハンバーガーを売ることではなく、不動産業だ(P122)
自分のビジネスは「収入」ではなく、「資産」を中心に展開する。(P124)
本当の資産とは(P128)
1.自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス
2.株
3.債券
4.投資信託
5.収入を生む不動産
6.手形、借用証書
7.音楽、書籍などの著作権、特許権
8.その他、価値のあるもの、収入を生み出すもの、市場価値のある物品など
自分が一番好きな資産を手に入れる。(P128)
本物のぜいたくは、本当の資産に投資し、資産を増やした結果与えられるいわば「ご褒美」だ。(P130)
・会社を作って節税する
金持ちは会社を利用して自分を守る(P135)
税理士や弁護士に高いお金を払ったとしても、そうしなかったときに払うはずの税金より安くすむ。(P140)
「賢くなれば、それほど人生につつきまわされなくなる」(P141)
ファイナンシャルIQ(P144)
1.会計力
2.投資力
3.市場の理解力
4.法律力
会社を持っている金持ちは(P148)
1.稼ぐ
2.お金を使う
3.税金を払う
会社のために働いている人々は(P148)
1.稼ぐ
2.税金を払う
3.お金を使う
・金持ちはお金を作り出す
より多くの選択肢を持つこと、それがファイナンシャル・インテリジェンスだ。(P158)
「ファイナンシャル・インテリジェンス」を形作る四つの主な専門知識(P167)
1.会計力:ファイナンシャル・リテラシー。数字を読む力。
2.投資力:投資(お金がお金を作り出す科学)を理解し、戦略を立てる力。
3.市場の理解力:需要と供給の関係を理解し、チャンスをつかむ力。
4.法律力:会計や会社に関する法律、国や自治体の法律に精通していること。
プロの投資家になりたい人は次の3つの技術を伸ばす必要がある。(P178)
1.他の人が見過ごすチャンスを見つける技術
2.資金を集める技術
3.頭のいい人間を集めて組織する技術
あなたにとって最大の財産は、あなたの知識、「知っていること」だ。
反対に最大のリスクは「知らないでいること」だ。(P180)
・お金のためではなく学ぶために働く
1.恐怖心:お金を失うことに対する恐怖心(P204-212)
失敗するなら若いうちに
失敗をバネにする。「人は損をするのが怖くて、そのために損をする」
「テキサス人は失敗を葬り去ったりはしない。失敗によって意気を奮い立たせる。」
バランスよりも一点集中
2.臆病風:悪いほうにばかり考えて臆病になる(P212-220)
騒音に耳を傾けない
「根拠のない疑いや恐怖が臆病な人間を作る。臆病な人間は批判をし、勝利を収める人間分析をする。
3.怠け心:忙しいことを理由に怠ける(P221-226)
忙しい人が一番の怠け者
怠け心につける薬は欲張り心
欲張り心に罪の意識を持たない
「自分の心に聞いて『正しい』と思うことをやることだ。なぜなら、いづれにせよ非難を受けることになるのだから。
たとえ何をしようと、また何もしなくても、文句を言われる」
4.悪い習慣:自分への支払いを後回しにする悪い習慣(P226-230)
人間の行動は習慣によってコントロールされている
自分にプレッシャーをかけて原動力にする
5.傲慢さ:無知を隠すために傲慢になる(P230-231)
傲慢さというのはエゴに無知が加わったものだ。
1.強い目的意識を持つ - 精神の力(P234)
2.毎日自分で道を選ぶ - 選択の力(P236)
3.友人を慎重に選ぶ - 協力の力(P240)
いい波はかならずまたやって来る
4.新しいやり方を次々と仕入れる - 速習の力(P243)
5.自分に対する支払いをまずすませる -
自制の力(P245)
自分自身のビジネスを始めるために必要な管理能力のうち、最も大切な能力は次の3つだ。(P246)
1.キャッシュフローの管理
2.人の管理
3.自分の時間の管理
6.ブローカーにたっぷり払う - 忠告の力(P251)
仲介をしてくれる人に支払うお金は、
彼らが与えてくれる情報をもとに私が得ることのできる収入に比べたら微々たるものだ。(P252)
いいブローカーは私にお金を儲けさせてくれるだけでなく、私の時間も節約してくれる。(P252)
人を管理することの本当の意味は、専門分野で自分よりすぐれている人をうまく使うこと、
そして充分に報酬を与えることにある。(P254)
7.もとは必ず取り戻す -
ただでなにかを手に入れる力(P254)
すぐれた投資家がまず考えるのは「私のお金をいかに短期間で取り戻すか」ということだ。(P254)
8.ぜいたく品は資産に買わせる -
焦点を絞ることの力(P257)
年のはじめに、100人の人に1万ドルずつ渡したとする。(P259-260)
1.80パーセントの人がすっかりお金を使い果たしている。それどころか借金をかかえている人も多い。
2.16パーセントの人が1万ドルを5から10パーセント増やしている。
3.4パーセント人が1万ドルを倍の2万ドル、あるいは100万ドルへと増やしている。
9.ヒーローを持つ - 神話の力(P261)
10.教えることで得る - 与えることの力(P263)
そして、ストーブ向かってこう叫ぶのだ -
「おれを温めてくれた、薪をくべてやるよ!」(P264)
・いまやっていることをやめる(P266)
いまやっていることを見直したら、うまくいっていないことはやめて、新しくやることをさがすようにすればいい。(P266)
・新しいアイディアをさがす(P267)
・自分がやりたいことをすでにやりとげた人を見つける(P267)
・講座に出席する、自習用のテープを買う(P268)
・オファー(買付申込)をたくさんする(P268)
・ジョギング、ウォーキング、ドライブをする(P270)
・将来の価値を見極める(P270)
・株式を「バーゲン」で買う(P272)
・適切な場所でさがす(P272)
・買い手を見つけてから売り手をさがす(P273)
・歴史から学ぶ(P274)