青春詩

 

青春とは

人生のある時期ではなく

心の持ち方をいう

バラの唇、しなやかな肢体ではなく

たくましい意思、ゆたな想像力、燃える情熱をさす

・・・・・・ときには、二十歳の青春より

六十歳の人に青春がある

年を重ねただけでは人は老いない

理想を失う時、はじめて人は老いる

歳月は皮膚にしわを増すが

熱情を失えば心はしぼむ

六十歳であろうと、十六歳であろうと

人の胸には驚異に魅かれる心

おさな児のような未知への探求心

人生への興味の歓喜がある

頭を高く上げ

希望の波をとらえる限り

八十歳であろうと

人は青春にして巳む

 

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