June 13th ダスビニャーダ、ニッポン。ピロシキ!ピロシキ!ハラショー。 昨日、二社の一時面接を終え、仙台に帰ってきたんですけど、この日ネタになること があまり立て続けに起きたので忘れないうちに書いておこう、と思って。 その@ 山手線でヤクルトスワローズ所属とかいう黒人男性がいまして。たまたま彼の近くに 座っていた、すねかじりマネーで日本観光中とおぼしきアメリカのティーンエージャー 達に話し掛けていました。コソーリ聞いていると、どうやら 「野球は好きか?ならチケットを用意しておくから横浜まで見に来い」 とか言ってる模様。やっぱり慣れない日本で寂しいのでしょうね、異国の助っ人選手は。 黒人選手が降りていった後、さぞ喜んでるだろうなーと思って、ガキ達の会話を聞くと、 「俺、野球嫌い」 「あ、俺も」 ですって。頑張れスワローズ。
仙台に帰ってきて、マイ・ラブと夕飯を食べる約束をしました。時間が余っていたので、 仙台駅前のおさ(しゃ)れ・デパートを覗いてみると何やら控えめな人だかりが。 何だろうと思って周りを見渡して見ると、 「河村 隆一ライブトーク!」 と書かれたポスターに、マイクのセットされた無人の白いデスク。 来るの?ナルシーのRYUUICHIが?何を語りに?♪ユーアーマイオンリー?
RYUUICHIのトーク聞くよりは、立ち読みよね、と思って近くのビルへ。数時間後に マイ・ラブもやってきたので、エスカレーターを使って外に出ようとした所、 ゴイーーーーーン と鈍い音がして、目の前数センチのところで冴えない男性が、エスカレータの切り返し の踊り場で、上から下がっていた「五階」と書いてある看板に頭を直撃。 ぎゃーーーーーーーーーーーー!!(その場にいた人たちの心の声) 「だ、だいじょうぶですか?!」 近くに居合わせてしまったので、尋ねる私。しかし男性は無言のまま、あたふたと、 衝撃でエスカレーターとエスカレーターの間に落ちてしまった白い帽子を拾わん と前かがみになったところ、前にのめりすぎたため、ウィンウィンと動き続けるエスカ レーターの餌食になりそうに!うわ、あぶない、あぶないよぅ!! エスカレーターに、エスカレーターに!オジちゃん飲み込まれちゃうよぅ!! 助けようか否か、私の左手は微妙に差し出されたまま固まっています。 どうしようどうしよう。今度は背中からこっちによろめいてきます。脳震盪?!と思い、 後ろから支えながら再度 「だ、だいじょうぶですか?!」 と尋ねたところ、「大丈夫だから放っといて下さい」という意味のジェスチャーをされて しまいました。いや、もし私が彼でも二度も「だいじょうぶですか?!」なんて公衆の 面前で言われたら、頭の痛みより心の痛みのほうがマックスになるとは思いますけど! でも、あのぶつかりっぷり、よろめきっぷりを真後ろで見てしまっては、ほかに良い 掛け声が思いつかなくて。 というか、人にぶつかっといて何だあの態度は、と、今思った。
悪夢のようなエスカレーター親父を後に、夕飯を食べにラーメン屋へ。以前から 気に なっていた「バナナ餃子」なるものを頼んでワクワクして待っていると、先にラーメン が。すすりながら 「バナナ餃子ってさ、バナナ入ってるんでしょ?んじゃ早めに持ってきて貰わないと、 後味悪そうだよねえ?ぬふふ」 などと話していると、ついに餃子が!かなりジャンボな上に普通のものより激しい曲線! 店員の手前落ち着いた振りをして一口食べて見たところ、 「…普通の餃子じゃん…」 あまりの空想と現実のギャップに、上がったテンションもかなり下がり気味に。 「もしかしてさ、この餃子の形がバナナを連想させるから『バナナ餃子』…?」 「ふざけんな、一年も期待させやがって」 一年も待つな。 「これさ、店員呼んでいかにも常連風に『何でいつもと違うの?バナナ入ってないよぉ』 っつってみようよ。あせるよ、あいつら」 「焦るわけあるか」 「『ちょっと、武田さん呼んで!』とか言ってさあ」 「誰だよソレ」 これから来仙される方は、バナナ餃子だけを経験して「仙台に騙された!」と思わない ように。騙すのはこの店だけですから。
腹いっぱい、夢いっぱい、バナナ餃子で一杯食わされた気分で歩いていると、後ろから 「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!」 という奇声と共に、若い男性が、背中に友達らしき男性をおぶいながら猛ダッシュで 私達を追い抜き、「魚民」へと消えていきました。RYUUICHIだったかもしれない。
June 6th 今、日本に留学している最中なんですけど、「留学先の感想を書いて質問に答えろ!」 と、留学プログラムの元締めからメールが来ていました。いや、別に答える事自体は 良いんですけど、「終わるまで一時間」かかりさえしなけりゃ。長すぎでしょ。あーた。 そんなに知りたいなら、自分で日本に来なさいYO。 ネット上のアンケートの為、ガチャガチャとキーボードを乱打しつつ答えていると、 「留学中にハラスメント(性的、言葉による、差別等)にあったか?」 という、答え次第では国際問題な感じの質問が。あんまり(全然)モテなかったので 「NO」 と答えて、次の質問に移ろうとすると 「オット!次の質問に移る前に、最低でも10文節以上書こうぜ!」 と、アメリカンなノリの警告文が邪魔して、先に進めませんでした。
「NO NO NO NO NO NO NO NO NO NO」 と10文節キッカリ書いてやったのにもかかわらず、再びゴキゲンな警告文が。 何だかどうあっても「YES,BECAUSE…」の方向に持って行きたいみたいなので、 思いつく限りの嫌な思いをした瞬間を書いときました。 何だか、昨日まで友達だった子を裏切ってしまったようで。 June 2nd 東京からの帰りの電車のなかで、やけにカバンがシットリと潤ってると思ったら もう六月なのですね。ジメジメ。 季節の変わり目にふさわしい話題でコンニチハ。コタニキンヤです。 あれは小谷欽也なのでしょうか。それとも古谷欣哉?芸能人は、プライベートな部分を 庶民に打明けてくれないので、水臭いと思います。もっと腹の探り合いを! そんなことよりも、私は今、このHPを消してしまいたい衝動に苛まれております。 はい、そこなアナタ、「そうだね」とかって一人納得しない。 実は一昨日行った、とある会社の説明会で 「自分のHPがあればアドレスを記入してください」 という何とも裏のありそうな、それでいて実行すればライバル達を出し抜いてがっちり とアピールできそうな、オイシイお触れがあったのです。 私は、考えました。ええ、初めてのことでしたよ。自分のHPコンテンツについてこれ程 客観的に、深く分析したのは。内容を振り返ってみたところ、何ともエゴぃHPでした。 独りよがりで、誰も喜びやしない自分の近況を記したり、絵を載せたりしてるだけ。 為になる良い話なんて、どこ探しても無いですし。だけど、腐っていてもマイ ホームページ。慣れないタグでコツコツ作った思い出の一品。もしかしたら、 第三者から見たら一つくらい良い所があるかもしれない。それに、ここを通じて 「私」という人間を分かって貰えるかもしれないじゃないのよ、馬鹿! この意気地なし!とか一人で悶々と履歴書の前で悩んだ末に書いちゃいました。 ここのアドレスを。 そこなアナタ、「あ〜あ」って言わない!!まだ分からないでしょ。 「やっぱり思い切ってアドレス書いて良かった」 帰りの電車でいやに潤ったカバンを抱きしめながら、私は確認してました。顔が 見え ないから、と偽りの自分を演出するHPとは違う、正直な(でもエゴぃ)HPだから、 何も恥じることはないないない、と……
キャアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー このバカッたれエゴイスティックHP!
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