六月ダヨ

★六月三十日★

あと2週間ちょっとで日本へ引越す人の部屋ってこんなに生活感

溢れてるものなのでしょうか?

今さっき溢れんばかりの耳の痒みを取らんと、綿棒で掃除をしたんです

がね、なんか、使用後の綿棒が明らかにピンクなんですよ。

うわ、えっ・・・?ぴ、ピンクだよね、これって、明らかに・・・。遂に

鼓膜でも破いたかと思って胸はドキドキ、手にはピンクの綿棒。

でもさ、でもね、すぐ思い当たることがあったんで一安心。

が、ここで説明するには余りにも気が引けるのでやめときます。


★六月二十九日★

この三年間大学にいて全然知らなかった・・・。

まさか、行きつけのあそこに、五階の東洋文学のセクションの一角に

「サザエさん」他「いじわるばあさん」等が全巻揃っていたなんて!!

そんなわけで昨日、図書館でバイトしてるNを待ちつつ「よりぬきサザエ

さん」一冊、「サザエさん」を二冊読みほしました。やっぱりあれ

ですね。笑いのツボっていうのは、何年経っても変わらないんですね。

特に波平。

存在自体が反則技です。何度人気の無い図書館で彼に笑わせられた事か。

サザエさんに始まり、昨日は色々な意味でクラシックな笑いのオンパレード

でした。バナナの皮ですべったし。効果音はもちろん「すってん

ころりん」、一字一句きれいに出ました。夜は落語(志ん生の「黄金餅」)

で粋に〆ました。

こういう女こそ大和撫子の魂を受け継ぐべき者として、日本に居るべき

だと思うんですが、どうでしょうか。

日米両語話せて、落語と歌舞伎に詳しい女の就職先はどんなもんなんで

しょうね。出来たら広告業希望なンですがぁ〜(尻上がり)。


★六月二十五日★

今日も良い天気です。今日はNとデトの予定でしたが、なんか自分達で

蒔いた種が早く実り過ぎて結局キャンセルになっちゃいました。って

こんな文学的な書き方したって、とどのつまりは昨日のビラを見て

客足が途絶えなかったせいで2時過ぎまで家にいなきゃいけなかっただ

けなんですが。その間、あまりに暇だった我々は知り合いから借りた

「RONIN」という映画を見ることに。このRONIN、つまり浪人

のことなんですが舞台はフランスだし、ちっとも浪人らしくありません 。

多分製作者側もかなりこじつけチックだとは分かっていながらも

「仕えるべき主人がいないフリーの殺し屋(?)たちの熱きドラマ」

ということで、「タイトルは『RONIN』にシマショ」と予定外で

生まれてしまった子供に「留子(とめこ)」と名づけるくらいの軽い

気持ちで付けた雰囲気がプンプン漂ってました。

要するに激・つまんなかったんですね。

そんなわけで「ちょっくら寝る」と宣言してベッド(売り物の一つ)

に潜り込み、昼寝をしたところ夢の中で私は極道の世界にいました。

ひょんな事から殺しを目撃した為に、40階建てくらいのホテルの階段

をひたすら敵の攻撃(発砲)をマトリクスのようによけながら登って

いくというロマンのかけらも無い夢でした。しかし夢で階段駆け登るの

ってどうしてあんなにまだるっこしいんでしょうね。

尻が異様に重かったです。この憎い尻め。


★六月二十四日★

今日は良い天気っす。は?誰も天気のことなんか気にもしてないって?

ゴモットモゴモットモ。でもやっぱり最近曇り続きでメランコリックに

なってたもんで、天気が良いとこうしてわざわざ海の向こうにまで

天気速報をしたくなるのですよ。わかってやってください、フララルー。

そんなわけで今日は無性に外に出たくなったので、良い日旅立ち、

飛び出せ青春エイヤア!とばかりに町内へ繰り出して

お引越しセールのビラ貼りをしました。

電柱や木にセロテープでペッタンペッタンと。 10枚ばかり。

シングルベッド(引き出し付き)がマットも付いて$100ぽっきり!

買いませんかあ?

≪≪≪≪≪≪≫≫≫≫≫≫

かぶ子ちゃんの携帯は今日も本人と一緒じゃなかったみたいで、妹の

桜島ダイコン嬢から何度も家のほうに電話がありました。曰く

「なんのためにあの人携帯買ったのYO?!」ゴモットモゴモットモ。

ていうか私に怒られても困るんですが。


★六月二十二日★

毒ナオ電波ビリビリちう

うわ、もうこんな日付なんだ。何もしないと時が流れるのがはやいですね。

今日もポジティブ思考のオガワさん。さっきから唯一の話相手Nが

バイト先から帰ってくるのを待ってるだけです。いやぁ寂しいね。

ところで今かぶ子とキノコ氏が目の前で荷物をパッパカパッパカとまとめて升。

こんな光景をぼんやり見ていると、ああコイツ(かぶ子)も今まで

散々むかついたし、これからもずっとむかつき続けるだろうけど、もう

(一生)あえないんだろうなー、なんて考えてしまって。ふふふ。

やっぱり他人とはいえ二年も一緒に住んでると、いざいなくなった時は

寂しくなるんでしょうね。

この時期は別れの季節で、学生街では卒業してアパートを出て行く人が

後を絶ちません。やっぱりみんなルームメイトなんている間は

うぜー!とかクサっ!とか何じゃそのファッションは!とか ちびデブブス禿!

って思ってても、都会の片隅でちっぽけなサラリーマンをしていると

急にSWEET&SOURな学生時代を思い出してはチョロ涙を流すんでしょうかね。

そんな私も今キーボードを叩きながら、自分の頬を伝う涙に驚いてます。

え、なんで、どうして?こ、ここここんな奴の為に泣くなんてっ!
この私がな・く・な・ん・て・・・!!!
来月からかぶ子日記のネタがなくなるくらいでな・く・な・ん・て・・・!

「しっかりおし。新ネタがなくっても古いネタならいくらでも あるでしょ!

あ、そうかそうだよね!すっかり忘れてたよ。ナンダーこれなら上手く

いけばあと一年はもつんじゃない?>かぶ子日記

あら、もう泣く必要なくなっちゃった。ケケケ。


★六月二十一日★

暇です。

やぁ、腐っていますか?今日も私は腐臭ただよってます。ぎゃ、カビが!

ところで何なんですか、一昨日の日記は。自分で見かえして思わず

引き出しの銃に手が伸びましたよ。さすが拳銃大国!ばんじゃーい。

暇です

しかし本来なら一ヶ月後のジパングへの民族大移動に備えて

ポエムノートやら綿棒やらホッチキスやらを整理したり、家具類を

売り払ったりしなきゃいけないはずなのに。今日も今日とて

なんでPCの前にぬぼーっと座ってるんですかねっ、私は。

こんな感じで一昨日の日記を読み返してみると手に持っている拳銃の

引き金を外したくなります。かちゃり。

もう今までのガンバリで精根尽き果てたようです。なんていうか、

そう燃え尽きた状態。かちゃり。

そっと銃口をこめかみに当てつつ、ささやく言葉は―――

――「♪RHAPSODY IN BLUE♪」――

それはDA PUMPでしょオガワさん。キャイキャイ!!

ごっつい暇です。

誰か引越しの手伝いして。あと車くれ。トラック


★六月十九日★

彼女が隣のキッチンでお茶を煎れてる間、僕は机の上に置いてある
写真立てを眺めていた。そこには彼女と僕が小さかったころ、公園の
砂場で砂山を作り上げて満足そうに笑っている写真があった。

「なつかしいなあ」

ふとその写真の横に、伏せられた写真立てがあることに気づいた。
「これ何?」
「あ、そ、それは・・・!ミチャダメー!」

僕の手から写真をもぎ取ろうとタックルしてきた嵯魅瑠(仮名)は
イキオイあまって僕の足にけつまづいた。
自然に床に抱き合うようにして重なる僕たち。
「あ、あの、・・・」
「ご、ごめん、あの・・・」

あわてて降りようとする嵯魅瑠(同上)の下腹部に僕は思い切り
パンチを食らわせた。
「ぐぼっ!!」

口から血を吐き、腹を押さえてしゃがみこむ彼女の上に覆い被さるよう
に四の字固めを決める。
「ワン!ツー!」

そこへパートに出ていたはずの嵯魅瑠のおばさんも加わり、カウントを
始めた。
「スリ・・・」

あわやというところで嵯魅瑠は渾身の力(リキ)を込めて僕の喉仏
めがけて地獄突きを繰り出す。
「げっ!」

油断した。彼女の愛読書は「地獄突きがいく!〜ザ・ブッチャー〜」
なのだ。薄れていく意識の中、何時の間にか嵯魅瑠の部屋の窓に鈴なり
になった通行人達の拍手喝采が聞こえた。


<今日のMY様子>

今日も曇りです。昨日、一昨日と曇ってたので外に出る気も起きず

腐ってます。休みの滑り出しからこれですから、これから3ヶ月以上

続くシャマー(Summer)の行く末が危ぶまれます。

毎日何となく楽しいです。


★六月十七日★

24−7(TwentyFour 7)ついに憧れの1000ヒットをきりました。

ご機嫌まっすぐデス。さらに日本にいる母様が、6月1日

放送のNHKの超教育的番組「トップランナー」を録画してくれてたと

さっき聞いて嬉しさのあまり舞っております。だって清春(元・黒夢。

否・現SADS)が出てるんですもん。子煩悩・清春が見れるのですよ!

一昨日あたりに「清春に子供がいたーっ!!」と涙と鼻水に濡れて

いたお顔が、もう笑ってます。はっきり言って現金です。

カードの時代だというのに現金なアタクシは生き残れるのでしょうかね

・・・と、オヤジギャグもかませる所をアピールしてみたり、みなかったり。


★六月十四日★

Read Me! Japanってご存じですか?

知らない?そうですか、そうですか。それでは失礼してちょっと宣伝を。

これは「コラム・日記など「読み物」を対象とした、更新情報&

ランキングサイトです」とHPの冒頭にある通り、色々な読み物系

サイトの管理人がこぞって「俺(私)の書いたものを読め!」とばかり

に自分のHPを推薦し、それに対して読んだ人たちがRead Me!

アイコンをポチッとエレガントに押すことによって初めてそのHPの

ランキングが上がる、というものなのです。(ここまでの文で句読点が

異様に少ない事に自分でビビる。誰の仕業だ)そんなわけで腐っても

「テキスト系サイト」を名乗ってみたい御年頃の私としましては、

そう呼ばれたいが故に宣伝なんかしてみたい訳でありまして。そんな時

よく見聞きする「Read Me!」に登録すれば少しは世界に認知

されるんじゃないかな、って理由がありまして。要するに先日自分の

HPをついにRead Me!に登録しちゃったわけなのです。あ〜あ〜

む?失礼だな、君たちは!何ですか「あ〜あ〜」って!


不安、というか悪い予感は、そうですね、Read Meアイコンを

トップにペタリと貼り付けたあのSummer Dayから始まって

いました。・・・間違っても票入れるためにわざわざアイコンをクリック

してくれる酔狂な人がいるわけないじゃないですか、ナオさん、という

予感が。だって自分だったら好きなサイトに行っても面倒くさいから票

入れないし。・・・じゃあ何でわざわざ登録しちゃったんでしょうねぇ。

それが不思議で不思議でさっきから1分も考えちゃってます。

きっと暑さのせいですかね。それとも昨日海で転んだ祟りの続きか。

そんな訳でここ、TwentyFour 7のランキングは暫くは

ずっと「日刊「逆」ランキング」の1位を飾ってることでしょう。

それはそれで結構良い感じです。だって下手に4、5票貰っちゃうとさ 、

ページの真ん中あたりまでドラッグしないと見えないし、結局

あんまり目立たなくなっちゃうじゃないですか。フフフ。だからトップ

のアイコンにふれるのは今日から御法度です。一昨日登録した

ばっかりですが、今日から禁止しますんで、ウフフフフ。


★六月十三日★

ココを見ているのなら応えておくれよ,フルッフー。

誰かこの日記読んでる人いるのかなー、唯一(ほぼ)定期的に更新

してる場所なんだけどなー、しってるかなー、スーパーサイヤ人が

1000年に一人しか生まれない設定だったって。

こにゃにゃちわ。たったいま昼寝から不死鳥の如く甦ったナオっす。

側にいたNに浴びせた第一声は「私今寝てた?」でした。

そして第二声は「私、寝る前何してた?」でした。やばいですね。

確実にボケへの進化を遂げつつあります。誰か介護を

そんな事より昨日TVで凄いもの見せ付けられて以来何か複雑な想いが

頭の中を駆け巡っています。それは「3D ULTRA SOUND」。

これは何か?つまり妊婦のお腹の中身(子供)を超音波でキャッチ、

そしてモニターで子供の成長具合または性別の判断などをする例のアレ

(正式名称わからない)のさらに進化遂げた究極のジャパニーズ・ラップ

なのです。良く分からないですね。

要するに子宮の中身(胎児)が今までのぼんやりとした映像じゃなくて

なななんと、ジョージ・ルーカスもビックリの3Dで見れるんでさ。

さっそくちっぽけな生命を体に宿したばっかりの超新米ママ達からの

ま、これで私のかわいい嵯魅瑠ちゃん(仮名)の可愛い顔が

生まれる前から見れるのね!うれしいわ」という声が聞こえてくるよう

です。うんうん、そうですね、どんなに親が不味いツラをしていても

生まれてくる子はきっと可愛いものだと信じてますものね、近頃の

馬鹿親は。そう、そんな時にこの3Dウルトラサウンドが大活躍!

さ、それではさっそくお腹の中の子を見てみましょうか?

ヤンママ(以下ヤ):いえーす、いえーす!!

分かりました。それじゃあ・・・(ごそごそ)ア・・・!い、いえ。何でも

ないですよっ!それでは改めて心の準備は良いですかぁー?

ヤ:いい!いい!!早く!!嵯魅瑠ちゃん(仮名)を!!

あー、ときメモ2のTシャツを着たご主人も「まだか、まだか」って

表情ですねー。それでは、ごたいめーん!

←くりっく

★六月十一日★

しりませーん、わかりませーん、アタシがいじーん、が通じるのは

二十歳まで!御元気でしたか。それは良かった、じゃ寝ろ。

そう、そういえばですねっ、さっきシャワーをザブザブあびながら

「そうだ!プロフィールに家族構成とオモシロオカシイ紹介文なんて

付けてみようじゃないですか、おお、ナイス・アイディア!

サウンズ・グーね!」と一人ごちていましたが、いかんせん

のぼせてしまいましたので、また来週!

明日(将来を左右する)試験があるしねっ!

・・・・・・・・えっ?


★六月八日★

今日でここの大学では最後のクラスでした。

ありがとう、N教授。カリスマ!そちらこそご無事で(って何を?)。


★六月七日★

人間なんて所詮は猿から進化しただけの存在です。

↑この文章、いかにも後先考えずに書いた感じがしません?

「しません?」って実際後先考えずに書いたんですけどねっ。

はぁいぃ(イクラちゃん)、後悔先に立たず。豪快抱きに挟む。

ホラ、論文書かなきゃいけないのにこんなことしてるから、

無理矢理なれない文章を書こうとするから、

オチなんて出てきやしない。もう、馬鹿!こんな自分きらい!

嘘。まぁまぁ好き(爪とか)


★六月五日★

こんなことを世界に向けて書くのは非常にためらってしまうんですが、

多分ためらう程たくさんの人に見られてるサイトではないでしょ、と

ポジティブ思考で乗り切って激白します。うっはっ!(気合)

あの、男物下着って二種類あるじゃないですかあ?いわゆるひとつの

ブリーフとトランクス。あれ、ブリーフは知らないけど、トランクス

タイプ!これ女が履いても結構イインジャナイカナー、と。もちろん

イインジャナイカナー・レベル、略して<イイレベル>(略してない)

までになるにはやっぱり、その自分で履いてみて納得して、その上で

こうしてこれを読んでる婦女子の方々にお伝えしてるわけじゃないですか。

うぉっほん。というわけでついに昨日忙しさにかまけて洗濯を

さぼっていたら、下着が一枚も無い状態に陥ってしまい彼氏があまり

履かないトランクスを借りて履いています。うわー。ハズカチイ!

「じゃ、書くな」ってご意見もゴモットモ、ゴモットモ。でもこれ

病みつきになりそうです。なんか生地がソフトなせいもあって楽ちんな

ショートパンツみたいでナカナカ履き心地が・・(うっとり)

思わず意味も無く、パンツ一丁で走り回りたいような爽快さがあります。

だけど本当にやったら犯罪ですので、目の毒ですので。

そんなわけですごく病みつきになりそうなトランクスではありますが、

ただズボンを上から履いた時に感じる厚ぼったさが欠点です。

トランクスだけ履いてると何も履いてないような爽快さなのに、ズボン

を履いた途端にまるでショートパンツの上にズボンを履いてるかの

ような不快感です。でも慣れると非常に動きやすいので、夏にむけて

試してみてはどうでしょう、そこのお嬢さんがた。どうです?

ほら、逃げないでって、ちょっと、ほら、ねぇ、・・・。



Yankees Go Home 1