品川陸運支局のユーザー車検手順書

品川以外も、基本的に同じなので、各支局に問い合わせてください。

金融車とは


用意するもの。

★車検証
★自賠責保険証
★所有者の印鑑
★納税証明書(ない場合には、都税事務所で再発行してくれる)

事前にしておくこと。

★下回りのオイル漏れや、ワイヤ類・その他のゆるみ、脱落を確認する。
★ウインカーやライト、ホーンやハザードが正常に作動することを確認する。
★できれば、近くの整備工場で、サイドスリップとライト・排ガスのチェック
 をしておくとよい。
★非車検対応部品は、対応部品又は純正品と交換する。
★車検が切れている場合には、近くの役所で、仮ナンバーを発行してもらい
 自賠責保険がきれているなら、それにも加入する。
(自賠責保険が切れていると、仮ナンバーも取れない


★予約

 品川は、03−5461−2288。作業コードを聞いてくるので、
『911』をプッシュする。日付と、午前か午後を聞いてくるので、希望の
日時をプッシュする。予約は、1週間前からできる。該当日が祝日の
場合には、その前の平日から予約できる。

★用紙準備

 振興会で、用紙購入( 自動車検査表重量税納付書 ・継続検査申請書)
振興会は、出口前の、細長い建物。用紙は、代書もしてくれるが、
有料なので、自分で記入したほうが利口。バカにならない金額の割りに、
記入内容は、登録番号・車体番号・住所氏名くらいのものなので。
 検査印紙代(¥1400)・ 重量税 (1.5t以下で¥37,800)
を支払い、印紙を貼ってもらう。 自賠責保険(911で¥30,680)
に入っていなければ、ここで加入する。それまでの自賠責保険証も
必要なので、持ってくること。
 OCR用紙は、エンピツで記入。わからないところは、空白でよい。

★納税確認

 D窓口(ずっと奥のほうの、左側の小屋)で、納税証明と書類を出し、
納税確認の印をもらう。

★予約確認

 D窓口の小屋を出て正面の7番窓口で、書類を提出、予約番号を言い、
予約確認の印をもらう。
 ここに、その日の稼動しているコースとその車種が提示してある。
 初めてだと言うと、8番コースわきに、見学コースがあるので、
そこで見てから、7番か8番(その日による)に並べ、と言われる。
 一応そこで見学したほうが、後ろから見ているよりもわかりやすいので
いいと思われる。全て指示が出るので悩むことは少ないが。

★コースに並ぶ。

 7番窓口で言われたコースに並ぶ。7・8番は、 マルチテスター。
バイクは、2番。7か8が、簡単でよいと思う。
 並んでいる間に、保安・灯火装置・車体番号の確認と、その印をもらう。
 車体番号は、エンジンルーム内に打刻されている場合が多いので
ボンネットを開けて係員が来るのを待つ。
 係員が来たら、書類一式を提出し、指示に従い、ライトを点けたり
ウインカーを出したり、ハザードを点けたり、バックギアに入れたり
する。それらが済むと、確認印をくれる。

★コース
 (1) サイドスリップ
  待機位置で前のクルマが前進するのを待ち、進入のランプが点いたら
  白線に前輪を合わせて、ゆっくりと直進する。左右前輪が測定板を
  通過する時の左右の移動量を測定するので、測定版に前輪が乗ったら
  絶対にハンドルを切ってはならない。あくまで直進を保ち、
  ゆっくりと通過する。停止位置まで前進し、待機する。
  検査結果は、頭上に表示される。
 (2) スピードメーター・ブレーキ・ライト
  前進の指示が出たら、前輪を、前のほうの黄色いローラーに
  載せる。7・8番コースのマルチテスタでは、あとは機械が自動的に
  ホイルベースを測定し、後輪をローラーに合わせてくれるので
  そのまま指示を待つ。
  まず、指示通りに、40km/hくらいまで、速度を上げる。
  通常の発進と同じ要領で。42・3km/hあたりになったら
  パッシングする。(指示通り)
  あとは、指示に従い、ブレーキを踏んだり、サイドをひいたり
  する。
  ライト点灯の指示が出たら、上向きにライトを点ける。
  左右のライトを、機械が自動的に測定してくれる。
 (3) 排ガス
  指示が出たら、前進し、停止位置で停めてエンジンをかけたまま
  検査棒をエキゾーストパイプに挿入する。
  ディーゼル車は、車種選択ボタンを押す。(ディーゼルは排ガスは無し)
  測定が終わると、検査結果が頭上に表示される。
 (4)結果記録
  指示が出たら、自動車検査表を記録機に挿入(左向き)し、結果を記録。
 (5) 下回り検査
  指示に従い、ピットの上に車を進める。前輪を、検査板に合わせて
  停止。右前方に指示器があるので、その指示に従ってエンジンを
  切ったり、ハンドルを切ったり、ブレーキを踏んだりサイドをひいたり
  する。
  いきなりクルマ全体をゆすられたりするが、指示通りにすればよい。
 (6)総合判定
  指示が出たら、前進して出口わきのブースの窓口に書類を提出、結果を記録してもらう。

★車検証・ステッカー交付

 車を止めて、2階6番窓口で、書類提出。新車検証とステッカーをもらう。

2006年だかから、駐車違反の取締りが変わって、駐禁のステッカーをそのまま放置して出頭しないと、車検証上の使用者のところにだいたい1週間でナントカいう納付書がきます。収める金額は駐車違反の反則金と同じ。だけどこっちなら免許証に点数はつかない。(かわりに車両に前歴がつく。こまかいことは他で調べてくんちょ)でもってこのお金も払わないでほっとくと、車検拒否といって車検が取れなくなる。こんな車両は、この新車検証交付の時点で、『未納があるので車検証でませんよ!』と窓口で言われる。悲しいよね。せっかく整備してコース通して。印紙も買ったのに。日付かわったらまた印紙買わないとなんない。で、こうなるとあわててそのときの納付書探してお金を払いに行くわけだ。(当然、車検場じゃ納付はできない)納付書なければ再発行とかしないと。そうすっとまた出直しです。悲惨です。こんな光景が、車検場の最後の新車検証交付窓口にいるとしょっちゅう見られます。暇な人は参考になるので行ってみては?(笑)

★ 終了 ★



何か不合格になったら・・・・・

 すぐ前の整備工場で、調整してもらい、再検。
 もう一度並んで、係員に、再検の旨を伝える。
 最初のサイドスリップの前の右側にインターホンがあるので
その旨を伝えて、落ちた検査をもう一度受ける。
 不明な点は、インターホンで聞く。とまどっていても、マイクで指示してくれる。

続・ユーザー車検/相続による名義変更

ユーザー車検小型二輪編+名義変更

金融車とは

 

1