ざけんじゃねぇ(99/04/18)
先日、残業が終わってトボトボと帰路を歩く途中のことだった。
ビューンと一台の外車が僕の傍を通り過ぎていった。と同時に、窓から火の点いたままのタバコを投げ捨てていきやがった。車窓から暗闇に飛んだタバコは、火の粉を撒き散らしながらぽとりと地面に落下。のんびり歩いているところに突然の火の粉……。驚かないわけがない。腹も立った。
オペルだか何だか知らないが、ああいう輩は外車なんぞに乗る資格はないのである。高級車だ? ふざけちゃいけない。車がいくら高級だったとしても人間があれでは、まったく意味がないのである。いや、外車に限ったことではないだろう、国産車だって然りだ。
たいていの車には、灰皿と言うものが備え付けられているはずである。僕のおんぼろカリーナ平成元年車(車体価格 398,000 円)には、やれ CD だの、それカーナビだの、そういった高級な装備は何もないが、それでも灰皿くらいはついている。ましてや、ドイツの――つまり車先進国の――高級車だ。灰皿が無いわけがない!! どうせドイツの高級な灰皿が鎮座しておられるのだろう。さぞかし火も、よく消えるに違いない。ついているものは、きちんと使って頂きたいものだ。
それでなくともゴミについてはうるさいこの頃だ。もちろん、うるさく言われてとやかくするレベルの問題でもないが、てめぇで吸ったタバコの吸殻の一つくらい、きちんと処理できてあたりまえなのである。灰皿がそこに無ければ、食っちまうくらいの覚悟が必要であると、切に思うわけである。たのむぜ、兄ちゃんらー。
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