Minori's Wardrobe

下の方に、私の手作りの子供服の写真を載せてあります。

私は、手芸の本やお店を見るのが大好きです。
実際に何かを作っている時より、何を作ろうかなあと考えたり、 それをあげる人が喜ぶ様子を思い浮かべている時が楽しいのです。
小学校の時にかぎ針編みで編んだ笛袋から始まって、 大学時代までにずいぶんと色々な(変な)物を作ってきましたが、 誰かにプレゼントするために作った物が殆どです。
仕事を始めてからはあまりに時間がなくて、余暇はもっぱらミステリを読むことで疲れを癒していました。 しかし、アメリカに来て仕事も楽になり、何処にいけば何が買えるかが大分わかってきた2年前から、再び手芸をやるようになりました。
腕前の方は、小学校の時にかぎ針編みの極基本的な事を教わった以外、 編物も洋裁も独習自己流なので、そう大したものは作れませんが、 今は娘(Minoriというのは、実は娘の名前です)が喜んでくれるので、 それを励みに娘の物ばかり作っています。 小さい子の物を作るのは、セーターでも洋服でも大人の物より短時間で場所を取らずにできることが嬉しい点です。
ここにはアメリカに来てからの作品のを載せています。数は少ないのですが、どうぞ御覧下さい。


hand made with love

sewing
◆ 表 ◆
◆ 裏 ◆
new
クロスステッチの愛好家、Needlework WorldのYUMIさんと、
I Love Cross StitichのRICKYさんとが共同で企画された、
ピンクッションの交換会に参加するために作ったものです。
初めてむら染めの刺繍糸を使って刺してみました。
色が気に入って何に使う予定も無く買って持っていた糸です。
(Rose Quartz, Wildflowers by Caron)
画像では、なかなかうまく色が再現できず、残念です。
ブックマーク用に縫製された刺繍布を利用しています。
できは悪いが…の我が子をお嫁に出す気持ちで、昨日発送してきました。
(99年9月)
new
みのりが初めて縫った袋
とてもお買い得だったので、思わず買ってしまったデニム地でズボンを作りました。
後から作る予定でスカートの分も生地を裁断し、残った布で手提げ袋を作りました。
一番左は、ズボンの型紙分を裁断してできたハギレでみのりが生まれて初めて縫った袋です。
初めて針と糸を持たせ、後は放っておいたのに、結構上手に縫い上がってますよね!
さらに、翌日には自分で紐をセロテープでとめて、ポシェットにしていました。
(99年4月)
witch witch-BACK
Halloween `98
今年のハロウィンは魔女になりたいと、みのりからリクエストされて作りました。
帽子は既製品ですが、それ以外は私のオリジナルです。 オーソドックスな魔女の衣装は黒一色でアクセントが無いので、 胸元と袖口に光る素材を使ってみました。(写真左)
写真では光る素材の共布のベルトをしていますが、 ベルトをしないのもまた可愛いかったです。 マント(写真右、表地が金色で、裏側は黒)は2年前のハロウィンの時に作ったものを再利用しています。 帽子に付いている四角いものは、エントリー・ナンバーを書いたカードです。)
お供の犬(猫の縫いぐるみが無かった)にもお揃いで帽子を作ってあげました。
BAG-FRONT BAG-BACK
(左が表で、右が裏面です。袋だけの大きさが14x18x4cmくらい。)
これは、みのりのお友達の女の子の5歳のバースディ・プレゼントに作ったものです。
黒のフォーマルにも使える小さなバッグを作ろうと漠然とイメージして、 最近よく見る、ベロアのような 少し光沢があって少しだけ伸縮性がある生地やパール等を買い、 作りながらデザインを考えていったら、こうなりました。 適当に裁断して目測で縫ったので、ちょっといびつですが(^^;)、 デザインは可愛いでしょ!
結局パールは使わず、持ち手のところにだけ使う予定だった黒と金のコードで、 ハートやその子のイニシャルの『A』を作って縫い付けてみました。 袋は、この下にあるクリスマス・キルトを作ったときに余ったキルト芯をいれてあるので、立体感があります。 持ち手はわざと太くして、中に軽くキルト芯の余りを入れて、握り心地を良くしてみました。また、持ち手の先はフリーにして、リボンのような感じにしたつもりです。
作りながら愛着が湧いてきて、「プレゼントするのはやめて、みのりのものにしちゃおう」と、 もう少しで『M』と縫い付けそうになりましたが、改めてプレゼントを買いに行く時間は無かったので諦めました。それに苗字の方ならイニシャルは『A』だし。(<ちっとも、諦めていなかった。)
材料費は、買った物は$10くらいですが、実際に使ったのは$5分くらいです。
summer dress winterquilt
▲この生地の色合いと模様を一目見て気に入って、先ず生地を買いました。 模様をすっきりと見せたかったので、ギャザーが入っていないデザインで、 Aラインでもないワンピースの型紙を探して、やっと見つけたデザインです。 (小さい子のワンピースって、どっちかが殆どですよね。)みのりもお姉さんの様に見えるこのワンピースが大のお気に入りでした。(97年冬製作) ・これは、模様が全てプリントされているパネル生地を買ったので、模様に合わせてキルティングして、ボーダーを付けただけです。両面使えるように、裏側にはすごくかわいいクリスマス柄が使ってあります。 上のボーダーの両端にボタン・ホールを作って、そこから掛けるための棒を出し入れできるようにしてみました。
halloween97 halloween97
・・Halloween '97:ハロウィン用の妖精のコスチュームの型紙で作ったのですが、 ラメ素材を使ったら、やけに豪華な感じになったので、 背中に妖精の羽を縫い付けるのはやめて、とんがり帽子を被せて魔法使いということにしました。(左) そして、ドレスは妹の結婚式の時にも着せました。スカートには、銀ラメのお花のレースのオーバー・スカートが付いています。(右)
flice jacket, jamperskirt and joppers flice1
▲自分でデザインして、フリースでジャケット、ジャンパースカート、ジョッパーズを作りました。
ジャケットは、紺のテープでトリミングしてあり、赤いボタンのダブルの打ち合わせになっています。
ジャンパースカートのボタンはクリスマスツリーの形をしています。(96年冬製作)
halloween96 ・Halloween '96:アメリカに来て作った第一作目です。それまで、何処にいけば生地を売っているのかも知らなかったので、お店の場所を聞いてから、パーティーまでの3時間で作った直裁ちの適当なコスチュームです。
knitting
sweater sweater
▲うさぎのセーター前(左)と後ろ(右)
自分でデザインして編んだセーターです。
うさぎは一匹だけ後ろ向きなっていて、玉編みのしっぽが付いています。
後ろ身頃のうさぎは、前身頃のうさぎを後ろから見た様に並んでいます。
袖山をどうやって割り出すか知らないので、ゲージの通りの桝目をしこしこ描いて その上に製図したりして、苦労しました。(96年冬製作)

cardigan
偶然通りかかった銀行のショウウィンドウに、このデザインのカーディガンがかかっていました。 道行く人にこのお店は何処にあるのかと尋ねて探し当てた毛糸屋さんで、編み図を購入。 毛糸の色はディスプレーの物とは全く違う色合いにしました。 編んでいるうちにみのりが大きくなってしまったので、打ち合わせをボタンにするようにボタンホール開けたのですが、 編み図と同じフックをつけました。毛糸が余ったので、裾と同じ模様の帽子を作ったのですが、 何処かに仕舞いこんでしまって写真が撮れませんでした。(^-^;)(95年冬製作)

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