Linux/98 で MIDI のお部屋
ここに書いてある事は全くの無保証です。
動作確認:2.1.57 beta11
<MPU-PC98互換ボードを使う>
MPU-PC98を使うためにはカーネルの再コンパイルが必要です。
コンパイル手順は
# cd /usr/src/linux
# make menuconfig
# make dep; make clean
# make zImage
# make modules; make modules_install
です。
設定は make menuconfig 時に行います。
- メニュー中の Sound という項目を選択
- Sound support を選択 (モジュール化するようにすると良いでしょう)
- mpu401を選択
- mpu401 irq を 6 に設定
- mpu401 I/O port を e0d0 に設定
- セーブ&終了
(portやirqは自分の環境にあわせてくださいね。その他の項目も環境にあわせて適切に設定しましょう^^;)
それが出来たら、新しく作ったカーネルで起動しなおして、root で
# cd /dev
# ./MAKEDEV audio
を実行してください。(環境によっては実行する必要は無いらしいです)
とりあえず、これで音がなるようになったはず。
MIDIプレーヤをどこかからゲットしてきてインストールしてみましょう。
プレーヤなんてなんでもいいぜって人は、拙作のこれ をどうぞ。
標準MIDIファイルだけでなくrcp/g36も聞けます:D~~~
<118ボードのMIDIを使う>
/usr/src/linux/drivers/sound/mpu401.c の 70行目あたりの +2 を +1 に書き換える。(2箇所)
mpu401の設定を
・mpu401 irq を 10
・mpu401 I/O base を 148C
としてカーネルをコンパイル。
で、DOS/WINなどで118を初期化してからLinux/98を起動すればMIDIが使えるらしいです。
私自身は118ボードを持っていないので良くわかりませんが、
昔、MLでそーゆー報告がありました(たぶん)(^_^;
この方法が煩わしいと思った人はチャチャっと自分でドライバを書いてしまうのが吉でしょう:-)
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