萩城 | |||
所在地 | 山口県萩市堀内 | お勧め度 | |
稼働年代 | 慶長九(1604)年〜明治維新 | 最後に訪れた日 | 1999.4.30 |
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半島状に日本海に突き出した指月山に詰めの城を構え、その麓に張りつくように曲輪群を構える萩城は、典型的な山陰地方の近世城郭だ。麓の本丸周囲の石垣は端整で美しく景観に溶け込んでいる。本丸内は庭園風に味付けされていて少し頂けない。山頂部には小規模ながら近世のしっかりとした造りの遺構がある。木が多く繁っているので残念ながら展望はあまりない。山中にある山中櫓跡へは道がなく他の部分と違って何故か放置され荒廃が進んでいる。二の丸、三の丸は土産物屋などが並び市街地化が進んでいるが、東面の海に面した部分の石垣はよく残る。また一部には随分傷んでいるものの土塀も見られる。東面最奥の埋門は海に直接面していて景色が綺麗だ。(1999.5.20) |