篠山城 | |||
所在地 | 兵庫県篠山市 | お勧め度 | |
稼働年代 | 慶長十四(1609)年〜明治維新 | 最後に訪れた日 | 1999.5.4 |
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本丸、二の丸、三の丸が全てほぼ正方形をしていて、一つの中心から徐々に広がる構成をしている。現在二の丸を囲う外堀と本丸を固める石垣がほぼ完全に残っている。内堀と外堀の様式の違いは興味深い。石垣にはいくつもの紋が刻まれ、天下普請だった事を忍ばせる。南馬出しも見所で、特に土塁の大きさと高さには驚かされる。二の丸内はグラウンドや駐車場となり、内堀も半分以上埋め立てられていて破壊が著しい。篠山城では遺構の保存状態が良好な部分と破壊されている部分の差が激しく、その2つが隣り合わせに存在していたりして、史跡利用の一貫性の無さが気になる。今後再考していただきたい。現在本丸内は大書院復元工事中で2000年まで入ることが出来ない。外から途中経過を見る限り良いものが出来そうなので完成が楽しみだ。(1999.5.29) |