画像保存技術勉強会
Studies of 1998/02/20-1998/04/14
 

19980202


モノクロ化

 カラーのままでは汚れが目立つときは、モノクロにすると意外と気にならなくなるものですね。
 フォトデラックスの場合は、(1)画像を開く、(2)「効果−モノクロに変換」を実行、(3)「画質−カラーバランス」で設定ダイアログを「赤+100、緑+50、青0」にして実行、という手順でちょっと良い感じのモノクロ画像になります。

 

19980210


ソフトフォーカス

 汚れが目立つときは、ソフトフォーカスにしてごまかすときもあります。
 フォトデラックス2.0の場合は、(1)画像を開く[レイヤー0が出来る]、(2)レイヤー0をレイヤー新規作成アイコンにドロップ[レイヤー0コピーが出来る]、(3)「効果−ぼかし−ソフト」を半径2ピクセルにして実行、(4)レイヤー0コピーをダブルクリック、(5)レイヤー0コピーの「レイヤーオプション」が表示されるので不透明度を50%にして実行、という手順で出来ます。...更にレイヤー0コピーの方の明るさやコントラストを変えてみると、面白いときもあります。

 

19980220


ダスト&スクラッチでのゴミ取り

 フォトデラックスの場合は、「画質−ダスト&スクラッチ削除」で画像中のゴミ取りをすることが出来ます。
 拡大して出来るだけ小さく範囲選択して実行するのがコツでしょうか。500%に拡大して範囲選択、半径1ピクセル、しきい値5ピクセルでダスト&スクラッチ削除といった感じで、それなりにきれいな画像ができます。

 

19980305


アンシャープマスク

 シャープネスの調整については、「効果」−「シャープ」−「アンシャープマスク」で行っています。
 「適用容量100%、半径0.8ピクセル、しきい値5」という設定値を基本として(私のスキャンした画像は大体この設定値でOKになります)、だめなときはさらに半径と適用容量を調整して輪郭が最もきれいに見えるようにしています。
 それから、JPEGで保存する際にシャープネスが少し甘くなります(理屈は知らないですが経験的にそうなるようです)ので、それを考えて、アンシャープマスクは少し強めにかけるようにしています。

4pic0
  

19980316


色調補正

 フォトデラックスの場合はまず「画質−クイック色補正」ですね。フォトデラックスが勝手に色調補正してくれる訳ですけど、大体の場合見事にGoodな結果になります(う〜ん、フォトデラックスって素晴らしい)。
 画像を取り込んだら何はともあれ、クイック色補正のショートカットキーであるCtrl+3と押してみます。そして、それでだめな場合は、元に戻してから「画像」メニューの中のうち、「明るさ」と「カラーバランスのシアン・赤ライン」をプレビューを見ながら補正しています。これは私のスキャナーが赤が強めに出る傾向があってそれを直しているもので、スキャナーの機種毎に補正のポイントは違うと思います。

5pic0
 

19980331


もうちょっと色調補正

 前回、フォトデラックスでの色調補正の方法を書きましたが、Irfanviewというフリーソフトを使ってガンマ値を調整する時もあります。ガンマ値とは中間色の強さといった感じのものですけど、フォトデラックスにはこの調整機能が無いですね。
 IrfanviewのOptionsメニューに中にGamma Correctionという項目があってスライドバーを動かして調整します。Irfanviewは画像ビューアーとしても操作性が良く本当にお勧めのソフトです。窓の杜に置いてありました。

  

19980414


画像の境界をぼかして合成

 画像を組み合わせて1枚の画像にする時に、単純に並べるのではなく、その画像間の境界をぼかすことで雰囲気の良い画像になります。
 フォトデラックスの場合は、画像の中で残す部分を範囲選択した後、「効果−境界をぼかす」でぼかし幅を入力して(10ピクセルぐらいがGood)、背景を削除に設定して実行すれば、選択範囲を残してその周囲がぼけた画像が出来上がります。後は、その画像をカット&ペーストで組み合わせていくだけです。作業前に「ファイル−環境設定」で「複数の作業ウインドウを許可」に設定しておきましょう。

  
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