丹 波 篠 山 特 選 情 報

=電脳町民へのメールマガジンから抜粋して、とらおの故郷「丹波篠山」の風物詩をお届けします。=



◆12月18日号◆

初詣はもうお決めになりましたか。日本一早い能

 篠山からおすすめのポイントの紹介です。篠山春日神社能舞台では午前0時30分から日能元朝能「翁」が演じられます。
 今年で22回を迎える元朝能は、国内で最も早い演能と知られ、春の春日能、秋の夜能とともに「丹波3大能」と呼ばれています。NHKの「ゆく年来る年」でも生中継され、多くの人の知るところとなりました。
 「翁」は猿楽に起源を持つといわれ、天下泰平、延命長寿、五穀豊饒などを祈って祝賀に披露される舞です。毎年丹波猿楽の流れをくむ梅若家(観世流)が出演します。
 境内は初もうでのお客さんでにぎわい、幽玄の世界につつまれることでしょう。
 駐車場や交通アクセスはささやまマップで確認の上、お越し下さい。


黒豆といえば

 最近、黒豆の枝豆が有名になりましたが、黒大豆といえば1番に思い起こすのはやはりお正月のおせち料理に出てくる甘く煮た黒豆煮です。年の始めに、1年を無事息災でまめに暮らせるよう縁起物としてどこの家庭でも黒豆を食べる風習があります。
 この黒豆はふるくから篠山地方を中心に栽培され、丹波黒の名で日本一の座を占めています。
 丹波の黒豆の特徴は大粒で丸く表面に白い粉をふき、煮ると楕円形の大粒になり、肉質が柔らかく黒光りがすることにあります。
 古くから丹波特産の黒豆が珍重されていたことを物語る記録に、8代将軍徳川吉宗の時代、篠山藩主青山忠講が献上したという覚書も残されています。

●おせち黒豆ひとくちメモ
 梅干しを5〜6粒入れて煮ると、ひと味違った風味に仕上がります。 気温の高いときに煮豆をつくるときこの方法をとると、日もちが良く なります。
 煮るときにさす水(びっくり水)はにえてのびかかったまめの皮を部 分的に縮めたりして皮を強くしたり水を早く柔らかくする効果があり ます。はじめに沸騰したときにていねいにアク、泡を十分に取り除か ないと煮上がりに、えぐ味が残り味が落ちます。(特産料理集 丹波ささやまの味より)

来年4月篠山市誕生へ

 既にこのメールでも何度か取り上げていますが、、来年4月に現在の多紀郡4 町(篠山、西紀、丹南、今田)が合併し、新篠山町が誕生することになってい ます。
 ところが急転直下、12月の臨時国会で市町村合併特別措置法が制定され、市 の人口要件が4万人に緩和されたことから、その適用第1号として4月から市 として成立することになりました。
 名称は18日には決定を見るようですが、新聞などによると「篠山市」となる 見込みです。
 観光に携わる人など一部の人には「丹波篠山市」がいいという意見もあります。 個人的には、駅やインターチェンジはともかくとして市の名前は単純な方がよ いのではと思うのですが、いかがでしょう。
 このあとの予定では、1月下旬に各町議会で議決を行い、2月兵庫県議会で承 認の後、官報告示される予定です。市となると福祉事務所の設置が必要となる など3月までに行わなければならない手続きが目白押しです。
 この課題については、一般にも関心が高いようで、NETPLAZAの「政府 地方自治体」のジャンルの検索でよく使われた文字として「欧州連合」などと 並んで「篠山町」があげられていました。町が市になるということは賛否のあ るところですが、読者の方からのメールにありましたが、「まちの宣伝効果は 抜群」かもしれません。


ぼたん鍋プレゼントもう応募いただきましたか?

 12月と来年1月は丹波篠山の冬の味覚ぼたん鍋を取り上げていますが、 大変好評をいただいています。
 私も今年既に何度かぼたん鍋を食べました。忘年会などで鍋は最初は美味 しいけどね。なんて意見よく耳にしますね。
 宴会の席では例によって注いだり注がれたりと席を立つ中で、自席に帰っ てきては鍋をつついて美味しく食べられるのはやはり煮込むほどに柔らか いというぼたん鍋ならでしょうか。

   http://www.town.sasayama.hyogo.jp/prz9813.html

 ぼたん鍋に関するうんちくやお店紹介をしています「ぼたん鍋ガイド」は 1月13日発売の Mac Fan Internet2月号に取り上げられる予定です。

   http://www.town.sasayama.hyogo.jp/topbotan.html



このページは丹波篠山の電脳町民あてメールマガジンを許可を頂いて転載しています。2次転載等はお断りいたします。

丹波篠山ホームページ

電脳町民の登録はこちら

篠山町企画課へのメール




◆12月1日号◆

特産品プレゼント

●本当に美味しいぼたん鍋
 これは期待していただいていいですよ。ぼたんは少しくせがあるという人もいますが、しんしんと底冷えする寒い夜には体がぽかぽか火照ってきます。病みつきになること請け合いです。小生もこれから何回も忘年会がありますが、いくつかの鍋が用意されていると必ずと言っていいくらいぼたん鍋の席に座ります。

 応募先はこちら


突然の市制? 篠山市誕生?!

●まだたらればの話ですが、・・・・
 先の号で来年4月多紀郡4町が合併して新・篠山町となるといったので すが、その舌の根も乾かないうちに、今度は「篠山市」になるのではと いうことになってきました。
11月24日1面を飾った神戸新聞の記事によれば本臨時国会で合併特 例法改正案が議員提案される見込みだというのです。 市制の条件は人口が5万人以上であったのを2005年3月までに合併 した町は4万人に緩和するというものです。これが可決されると来年4 月1日から「篠山市」が誕生するというのです。

●悲願は彼岸の彼方にの歴史
 住民の中には市制を強く望む声があります。それは6万石以上の城下町 で市になっていないのは全国で唯一篠山なのです。 過去、5度も流産した合併協議でも常に「市制」を願望したものでした。 まさに多紀郡民にとって「悲願」であったのです。 ご存じの方があるかもしれませんが、篠山には古くから「市民会館」 「市民グランド」といった施設があります。非常に不思議なことですが、 屈折した悲願の現れと見たら理解できるかもしれません。

●まちは待ちで良いこともある
 しかし、鉄道のない町として開発の波に洗われなかった篠山はデカンシ ョ節の普及とともに田舎の代名詞のようにいわれてきましたが、逆にそ れで町としては全国でもよく名のしられた町となったのですから、まさ に災い転じて福となったのです。市になることを待ちわびながら町でい たことにも良いことはありました。そんな町としての篠山町が消えてい くのは少し寂しい気がします。

多紀郡合併情報


せいもん払いにいらっしゃい(12月11日〜13日)

●せいもん払いはなくなるの?
 昔はどこの商店街でも「せいもん払い」がありました。ところが最近郊 外への大型店の進出で地元商店街が衰退し、「せいもん払い」がだんだ ん消滅しつつあるといいます。
 篠山の商店街は東西に1.5キロに連なり、俗に「ウナギの寝床」とよ ばれる間口は狭いが奥行きが深い店舗がぎっしりと軒を並べています。 兵庫県下でも有数の商店街といわれるここもご多分に漏れず大型店の進 出などに押され衰退し、ずいぶん空き店舗が目立つようになりました。
●頑張ってます地元商店街
 でも後ろ向きなことばかりではありません。最近、観光関連の業種を中 心にはっきりと活力が増えてきています。
 また、今年から空き店舗対策事業というものが行われ、空き店舗を利用 して、料理店、マルチメディア関連など次々とおしゃれな店舗やギャラ リーなどがオープンし、ちょっとした活況を呈しています。商工青年部 の活動も元気でまちづくりとしてのイベントなどソフト的な展開もあり ます。
●地方文化としてのせいもん払い
 確かに何でもそろう大型店は便利ですが、地域と密着し生活を支え、文 化を生み出してきた古い町並みの商店街には消してはいけないものがあ ると思います。
 ちょっと大げさにいえばせいもん払いは商店街が知恵を出し合ったイベ ントであり、地域住民とのこころふれあう交流であり、これこそ地方文 化のひとつなのです。
 近いところの人はぜひ観光がてらお正月の用意にせいもん払いにお越し 下さい。お越しいただけない皆さんもぜひ地元の商店街のせいもん払い に足を運んでみませんか。

丹波篠山せいもん払い


このページは丹波篠山の電脳町民あてメールマガジンを許可を頂いて転載しています。2次転載等はお断りいたします。

丹波篠山ホームページ

電脳町民の登録はこちら

篠山町企画課へのメール

とらおランド表紙ページに戻る 1