とうきょうって広い。 何年住んでもしらないところいっぱいです。 でも、だからこそ、たからさがしに出かけられるのだ。 たまーにだまされていしころをつかまされてしまうんだけどね。
オーナーは坂井宏行(@La Rochelle)の前のフレンチ鉄人、石鍋さん。ともさかとカレーの せんでんをしているおじさま、あのひとがそうです。たぶんこのひとからでしょう、とりの わからないようなめいろの奥に一軒家を改造して自分のれすとらんにするなんてまねがはやり だしてしまったのは。いじわるです。さて西麻布の住宅地のなかにあるこのおみせは、本当に その昔民家だったところで、げんかんにつくとなんだか親戚ののおじさん家にきたような気分。 ハウスパーティーにまねかれたようでうきうきしたのだけれど・・・このお家でクリスマスを すごそうと思った、それだけはまちがいでした。キャパシティいっぱいにつめこまれて、他の ひととかたをよせあい同じえさをついばむ。まさにブロイラー。それでいて値段はいつもの倍。 あんな有名なおみせなのに24日の予約がかんたんにとれたのはそんなわけだったのですねえ。
そんな感じのくりすますえさーだったのですが、ふだんのこのお店はとってもリーズナブルな ことでも有名です。さかなをつつき、にくをつついて8000えんをこえない。それはすごい。 「迎賓館」「横浜」といま4つあるんだっけ?まあやくざばとのようにすぐふえてゆくので、 正確な数はしりません。この「大使館」は、フランス大使館のとなりだけあって、バブルも かくやとおもわせるけんらんごうかな内装がうり。劇場をいしきしたつくりなんだそうで、 びろーどがいちめんに張られ、客は観客席のようなあなぐら(?)でごはんをたべるのです。 ごはんは本店と差があまりないようで、ほわぐらふろふきだいこんとか、アリスぜんざいとか 面白味のあるものがだされます。こういうものをまいにちたべるとわたくしがほわぐらです。 ただすーぷをデミタスでだすのは、せこいってゆうか、もっとがんばれってゆうか・・・
さいきんわいんばーと名乗る店がふえてますね。なんでしょうね、わいんばーって。ワインは いっかいあけたらおしまい。「バー」のようにしょっとでのめるわけじゃないんだからねえ? さて飯田橋と九段下のほぼ中間のうらみちにあるこのおみせ、ざっしのわいんばー特集には たいていかおをだしてます。でもべつにわいんばーとなのってるわけではなさそうですが。 店正面のきいろにひかれてはいると、中はさかぐらのようなふんいき。カーヴとよぶべき? きょねんのくりすますはここではねを休めたのでした。クイーンアリスみたいなテレビ知名度 はないからそんなにこみません。ゆったりとした気持ちでめにうをえらぶことができます。 そう、ここのレストランの(たぶんね?)最大のうりは、コースのおりょうりにあうように グラスワインもコースになっているところなのです。かんがえてみればそうですよね。ふつう コースっていうとさかなもにくもつつくのに、ぜんぶ赤かぜんぶ白でとおすのはざんねんって 気もする。最初はシャンパンのみたいし、デザートワインもほしい。そんな貧乏性の、おっと よくばりなひとやとりにはよいところです。ほわぐらバニュルス風味と、料理につかってある おんなじバニュルスのグラスのくみあわせ。んーあぶなくすに帰れなくなるところでしたね。
ふふ。さっそく、いってきましたよ。ことしのくりすますいぶは、とりはここでくりすます えさーをいただきました。ぐふぅおいしかったよ。くわしくは、もうちょっとあとでね?
[京王線][下北沢] [しぶや][新宿] [そのほか][閉店くん]
あしとくち・あし/ あしとくち出発地点/ おたから/ とっぷ